2005年11月 1日更新

鎮魂の色重ねゆく実むらさき

10月8日にパキスタン北部を襲った大地震(M7.7)は、死者5万人を超えるという大災害となりました。インドネシア沖地震の津波やアメリカのハリケーンによる大被害の記憶も覚めやらぬ中での相次ぐ災害。地球環境悪化の影響を実感させられました。
そんな中で、兵庫県豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」の取り組みは素晴らしいと思います。地域全体で、人とコウノトリの共生できる環境づくりを目指しています。9月24日に、繁殖したコウノトリを自然放鳥。野生化への第一歩を踏み出しました。

掲句はアメリカで同時多発テロが発生した2001年の作品。
今年も世界各地で災害や事故が多発し、多くの人命が犠牲になりました。小さな紫色の実は魂を鎮めてくれるよう。かけがえのない生命を大切にという祈りを込めています。
11月11日、母の七回忌を迎えます。

ナンジャモンジャの1年

城北公園のナンジャモンジャの実が熟し、濃紺の色が深みを増してきました。

4月上旬〜中旬

花 芽

4月下旬〜5月中旬

開 花
6月頃

結 実

10月頃(2005.10.12撮影)

成 熟

ナンジャモンジャについては2004年5月1日トップページ案内板ページでご紹介していますので、是非ご覧下さい。