2023年 8月 1日更新


 

                                                                                                          木槿(2023.7.22静岡市内にて撮影) 

曝書して義元公を近くせり

酷暑お見舞い申し上げます。東海地方は7月20日に梅雨が明けました。今年は梅雨明け前から猛暑到来。また、秋田県を中心に土砂災害や河川の氾濫など豪雨被害が続いています。被害が回復する前に台風シーズンを迎えます。異常気象は収まる気配もなく猛威を振るっています。被災地域には激甚災害が適用されることになりました。1日も早い復旧をお祈りします。
線状降水帯(次々と発生する積乱雲が列をなし、同じ場所を通過または停滞することで線状に伸びた地域に大雨を降らせるもの)、内水氾濫(浸水害とも呼ばれ、大量の雨に対して排水機能が追い付かず、処理しきれない雨水で土地や建物が水に浸かってしまう現象)、短時間記録的降雨(前線停滞による長雨、ゲリラ豪雨、台風等が原因の風水害による被害が甚大化しており、その原因の一つが短時間における大量の降雨)など、新しい気象用語にも慣れて驚かなくなりました。国連のグテーレス事務総長が地球は温暖化から沸騰化・灼熱化時代到来との警鐘を鳴らしています。
今夏、日本列島は豪雨だけでなく、40℃近くまで気温が上昇した地域もあり、各地で命に関わる高温が記録されました。熱中症警戒アラートが各地で発令され、熱中症被害も多発。亡くなられた方も増加しました。室内はエアコンの温度を28℃以下に設定し、小まめに水分補給を。特に高齢者や基礎疾患を持っている人など、体力が低下している人は要注意です。ただ、終日エアコンを稼働していると、のどが乾燥して咳混むこともありますので、時々換気を。私は室内でもマスクを着用しています。
暑さに翻弄された夏でしたが、8日は立秋。夕方になると蜩や法師蝉が鳴き始めました。萩や芙蓉などが出番を待っています。秋はすぐそこまで。

 

臨済寺は臨済宗妙心寺派の禅寺。駿河の戦国大名・今川家の菩提寺で、賤機山(しずはたやま)の麓に位置し、賤機山山頂には今川家の詰城である賤機山城がありました。年に2回宝物を公開。竹千代(家康)が幼少期を過ごした手習いの間も保存されています。
                    蓮の花(臨済寺にて撮影)
【近況】 7月20日から23回目、8月24日から24回目の抗癌剤治療が続きます。歯科、耳鼻科、整形外科の治療は継続。心不全マーカーは高く、浮腫、貧血、肩凝り、吐気等顕著。6月17日に実施した腹部CT検査の結果、腎嚢胞が進んでおり、8月8日の造影剤検査後腹腔鏡での手術を予定。

盛夏(牧之原市金丸さん)

瓜坊(2023,7,11牧之原市金丸邸にて撮影)

瓜坊(烏瓜の実)
風蘭(2023,7,12牧之原市金丸邸にて撮影)

風 蘭
屁糞葛(2023,7,15牧之原市金丸邸にて撮影)

屁糞葛(灸花)
梅土用干し(2023,7,20牧之原市金丸邸にて撮影)

梅土用干し
風船葛(2023,7,21牧之原市金丸邸にて撮影)

風船葛
オクラの花(2023,7,27牧之原市金丸邸にて撮影)

オクラの花

山小屋裏の草刈りでお茶の木を覆っている烏瓜の蔓の中に数個の可愛い実をみつけ、家に持ち帰りました。
  (E-mail:2023.7.12)

赤ちゃん烏瓜は瓜坊とも呼ばれます。間もなく赤い色に染まります。

異次元の世界を垣間見る思いがします。 “風蘭” とは言い得て妙ですね。栄養はどこから摂っているのでしょうか。              (E-mail:2023.7.14)
 
夏到来。一陣の涼風を運んできてくれます。

厄介な屁糞葛が 可愛い花を咲かせ始めました。
  (E-mail:2023.7.18)
 
不名誉な名を付けられて、可愛らしい花に代わって命名者に意義を申し立てます。

豊後梅を使うと柔らかい梅干しが出来るのですが、豊後梅は少しです。
  (E-mail:2023.7.22)
 
手作りの梅干を届けて下さいます。今夏も出来立てを送っていただきました。

刀豆が大きくなってグリーンカーテンが出来つつあります。風船葛も絡んでいて開花一番乗りです。
  (E-mail:2023.7.24)
 
風船葛の花と実。わずかな風にも揺れ、夏を運んできてくれます。

オクラの初花です。オクラが好きなので、楽しみ。
 (E-mail:2023,7.28)

野菜の中では最も美しい花。アオイ科。一日花。夕方にはしぼんでしまいます。