2022年11月 1日更新

 

石蕗の花(2022.10.30城北公園にて撮影)

小春日や母に命日ありしこと

11月を迎えました。気候変動と自然災害に揺れた2022年もあと2か月。急に寒くなりました。25日には富士が一気に雪化粧。冬富士が戻ってきました。
新型コロナの感染者数は減少してきましたが、第8波が不気味な動きを見せています。ロシアのウクライナへの侵攻開始から8か月経過。一人の独裁者の欲望のために失われた命は戻りません。戦争は絶対悪。平和を。人間らしく生きる権利を。
最近は興味深い発見が次々に。10月4日に岐阜県瑞浪市化石博物館が、6月に土岐川で見つかった「束柱類
(そくちゅうるい)」とみられる海生哺乳類の化石は「パレオパラドキシア」とする中間報告を発表。過去に国内で見つかった事例は6例。今回は背骨が腰から首までつながった状態で発見されたとのこと。6月5日に河川を清掃していた地元住民が見つけ、確認されました。パレオパラドキシアは2800〜1000万年前に棲息していたとされ、この化石は約1650万年前の瑞浪層群にあったことが判明。
私はNHKのラジオ番組「こども科学電話相談」を楽しく聞いています。植物、動物、鉱物、魚、昆虫、人体や心の問題、乗り物など項目は多岐にわたっています。大人顔負けの知識を持っている子供たちも多く、物おじしない対応に感心。子供たちを相手に説明される回答者の戸惑いも面白く拝聴。恐竜に興味を持っている子供が増えました。「パレオパラドキシア」の化石発見のニュースに湧いていることでしょう。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」のかけらの解析も楽しみです。リュウグウは岩に覆われ、地球や火星の近くを進む約900mの小惑星。500万年前から存在している星。地表や地下の石や砂などのかけら試料計5.4gを採取し、往復6年かけて2020年12月に試料入りのカプセルが地球に無事帰還。成分分析が進み、アミノ酸や炭酸水が含まれていることが判明。生命の起源や地球の成り立ちの解明が待たれます。
その他にもネアンデルタール人のDNAが解析され、日本人のルーツを探る研究が進められています。また、海底に1億年前から生きている微生物が発見されたとの報道も。一般人の宇宙旅行が現実味を帯びてきました。科学技術の進歩によって過去・未来を問わず未知との遭遇が増えそう。全てが今に繋がっていることに感動。

【近況】 2日はインフルエンザ予防接種。17日から16回目の抗癌剤治療開始。鉄剤の注射で鉄量と貧血が少し改善したものの、10月13日から始まった15回目の抗癌剤治療により逆戻り。また、]線検査の結果、左肋骨骨折との診断を受けました。頸椎損傷時に比べると痛みは弱いですが、鎮痛剤服用。骨粗鬆症はクシャミや咳、躓いたり尻餅をついても骨折することがあるそうです。要注意事項が増えていきます。

秋たけなわ(牧之原市金丸さん)

赤花藤袴(2022.10.8牧之原市金丸邸にて撮影)

藤袴(赤)

白花藤袴(2022.10.8牧之原市金丸邸にて撮影)

藤袴(白)

秋桜(2022.10.9牧之原市金丸邸にて撮影)

秋 桜

お地蔵様と秋桜(2022.10.10牧之原市金丸邸にて撮影)

お地蔵様と秋桜

黄花秋桜(2022.10.12牧之原市金丸邸にて撮影)

黄花秋桜

大オナモミの実(2022.10.12牧之原市金丸邸にて撮影)

大オナモミの実

藤袴の蕾がだいぶ膨らんできました。ピンク花の株は少ないですが、白花の株は増えました。今年はアサギマダラが来てくれるかなぁ〜と楽しみにしています。
              (E-mail:2022.10.9)

アサギマダラは日本で幼虫越冬。秋の南下では直線距離1500 km以上移動した例や、1日に200 km以上移動した蝶も確認されています。今年は出会えると良いですね。

秋 桜

おじぞうさん前のコスモスたち、まだ少しですが、白とピンクの花が秋風に揺れています。元気な黄花コスモスに混じって赤白ピンクのコスモスも咲き始めました。白い花には沢山の小さい虫が、赤い花には蜂に似た虫がいました。                  (E-mail:2022.10.9)

秋、金丸邸は広い敷地が秋桜に被われます。まるで秋桜屋敷。澄んだ空気が爽やかさを演出してくれます。花弁が13枚もある黄花秋桜が見つかったそうです。
秋桜が咲き終わると山茶花屋敷が生まれます。

今年も大オナモミが実を付けてくれました。茂ってしまうと困るのですが、毎年小さいのが2〜3本実を付けてくれるのが ちょうど良いのです。実が熟したら タネを取って 同じ地面に埋めておくつもり。家屋のすぐ下の栄養が無い地面なので 何とか生きのびて実を付けているといった感じです。
 (E-mail:2022.10.13)

いわゆる引っ付き虫。

オカワカメの花(2022.10.12牧之原市金丸邸にて撮影)

オカワカメの花

オカワカメの可愛い花が咲き始めました。5mmくらい。拡大して撮影。厚めの葉っぱは食用になりますが、少なくて可哀想なので今年は食べていません。
 (E-mail:2022.10.14)

野の野菜にはツルムラサキも。

ホトトギス(2022.10.20牧之原市金丸邸にて撮影)

杜鵑草(ほととぎす)

杜鵑草の初花です。この茎の葉っぱは皆無。ルリタテハの幼虫に食べられた訳ですが、それでも立派に花開きました。
 (E-mail:2022.10.21)

地味な花ですが強さに惹かれます。

猩々草(2022.10.28牧之原市金丸邸にて撮影)

猩々草(しょうじょうそう)

鉢植えの猩々草の今です。居間近くに芽生えた植物はまだ赤い葉っぱは出していませんが、若い葉っぱにクビレが見られ、猩々草であると確定しました。
 (E-mail:2022.10.30)

紅葉が楽しみ。