2021年9月 1日更新

 

                                                                        酔芙蓉(2021.8.25静岡市内にて撮影)                                        

芋の露転がりてをり小宇宙

残暑お見舞い申し上げます。長雨と暑さに翻弄された夏となりました。
8月は慰霊の月。終戦から76年。全国戦没者追悼式での天皇陛下の「私たちは今、新型コロナウイルス感染症の厳しい感染状況による新たな試練に直面していますが、私たち皆がなお一層心を一つにし、力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います」というお言葉が政治的であるという批判を受けています。天皇皇后両陛下は沖縄慰霊の日、広島原爆の日、長崎原爆の日、そして8月15日の終戦記念日を「日本人として忘れてはならない4つの日」として上皇陛下から受け継がれています。
私たちの感覚としては総理大臣の言葉に今年も不戦の誓いが無かったことの方が問題のような気がします。天皇陛下のお言葉には戦禍に散った人々への追悼と共にコロナ禍と戦う人々の幸せと平和への願いが込められています。
異例づくめの東京五輪は終了しましたが、直後から新型コロナウィルスが感染爆発。安心・安全を目指した五輪のはずでしたが、影響は明らか。デルタ株は更に強力な株に変異し子供たちへの感染も拡大、モデルナ製のワクチンに異物混入発覚、抗体カクテル療法も模索中など不安要素が加速していますが、菅総理は「はっきりと明るさが見えてきた」。そんな中で24日からパラリンピックが開幕しました。
医療逼迫が進み、入院できずに自宅療養を余儀なくされ、重症化し死亡に至る感染者が激増。このままだと命の選別をしなくてはならなくなり、救える命を失うことにもなります。8月31日現在の世界の感染者数は2億9451万4452人、死者は451万299人。日本の感染者数149万847人、死者1万6069人。
更に盛夏を襲った長雨が追い打ち。九州・中国地方から東北地方まで低気圧が停滞し、1週間 に1000mmを超える記録的な雨量を観測した地域もあり、甚大な被害を齎しました。俳句の季語に「梅雨出水」、「秋出水」がありますが、日本は昔から豪雨災害を繰り返してきました。これから台風の季節を迎えます。命を守る行動を。
日本だけでなく世界中で豪雨、洪水、熱波、山火事、地震など大規模な自然災害が続いています。地球温暖化による気象変動の脅威が迫っています。
【近況】 7月30日にPTA(シャント血管拡張手術)実施。その後の透析が不調で8月6日には血流が停止。原因はシャント内に生じた血栓。透析後に県総にて緊急手術。19日は血液内科受診。帯状疱疹や血栓は抗癌剤の副作用。予防薬を増やして様子を見ることに。73歳を迎えました。23歳の時に急性腎炎に罹患して以来闘病生活は約半世紀。これからも続きます。

新涼(牧之原市金丸さん)
猩猩草(2021.8.11牧之原市坂部にて撮影)

猩猩草
(しょうじょうそう)
切株制覇(2021.8.13牧之原市金丸邸にて撮影)

切株制覇
含羞草(2021.8.16牧之原市金丸邸にて撮影)

含羞草
(おじぎそう)
丸葉縷紅草(2021.8.20牧之原市金丸邸にて撮影)

丸葉縷紅草
鵯上戸の実(2021.8.22牧之原市金丸邸にて撮影)

鵯上戸の実
烏瓜の花(2021.8.27牧之原市金丸邸にて撮影)

烏瓜の花

お盆直前ですからお社周囲の草刈りをしました。わが家では絶滅してしまった猩猩草に会えたものですから、草刈りのご褒美かと嬉しくなりました。
 (E-mail:2021.8.12)

早くも色付いて。

ちゃーが昨日初めて切り株によじ登りました。登ったのはいいのですが、下りられないものですから、私が抱っこして下ろしました。
 (E-mail:2021.8.14)

ちゃーさん(愛猫)の一夏の冒険。

一昨日含羞草が開花しました。一つだけで、昨日は無し。可愛い花ですね。これからが楽しみです。
  (E-mail:2021.8.18)

本当に可愛らしい花ですね。
赤くて小さい朝顔が咲き始めました。マルバルコウソウです。マメ朝顔、星朝顔などグリーンカーテンは小さい朝顔の花でいっぱいになるかもしれません。
 (E-mail:2021.8.20)

鮮やかな赤色。

一昨日の崖地の草刈りの中でかなりの鵯上戸を見つけました。花だけでなく実も多数ありましたよ。
  (E-mail:2021.8.24)

赤い実は秋の兆し。

烏瓜の蕾があるのに気付き、暗くなってからそこに行き蚊に刺されながら撮りました。
  (E-mail:2021.8.28)

幻想的な花が昼の暑さを癒してくれます。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp