2021年6月 1日更新

 

                                                             梅雨の晴れ間(2021.5.23城北公園にて撮影)                                        

染まりゆく白紫陽花の白さかな

六月。5月5日に奄美・沖縄地方、11日には九州地方、16日には近畿・東海地方が平年より3週間も早く梅雨入り。梅雨前線が駆け足で北上しています。九州地方には梅雨末期を思わせる豪雨被害が発生。コロナ禍の避難のあり方が問われます。
新型コロナウィルスは感染力が強い変異株が猛威を振るい、若年層の感染が急増しています。2021年5月31日現在の世界の感染者数は1億7035万9245人、死者は354万1863人。4月25日に3度目の緊急事態宣言が発出されました(4都府県、5/11迄)。その後、愛知・福岡・北海道・岡山・広島を追加して5月末日まで延長。23日から沖縄を再追加し、更に9都道府県に6月20日迄再延長。逼迫する医療現場への支援や見直し、廃業に追い込まれる飲食業や事業所への協力金支給を速やかに。
高齢者へのワクチン接種が進められていますが、一日100万回という目標を掲げたものの予約申し込み時点で大混乱。接種を担当する医療従事者の手配も手順も空回り。7月末までに完了するという当初の計画は出足で頓挫しています。ワクチン接種については権威や地位を利用して接種を優先する人や混乱に乗じて詐欺や不正が横行。日本人の思慮深さは今は昔のことになってしまったかのようです。
モデルナ社製とアストラゼネカ社製(血栓などの副反応について検証後接種開始)が承認されましたが、今後二重予約や重複接種など新たな混乱の懸念も。23日から東京と大阪で大規模接種(自衛隊主導、モデルナ社製ワクチン使用)がスタート。1日15000回を目指しています。診療医の個別接種も開始され、歯科医や救急救命士なども接種を担う方向へ検討中。予約申込の支援や会場の提供も拡大しています。
コロナ禍にあって葛藤の日々が続きます。本来なら5月は光があふれ、新緑や青葉が輝く季節。薫風や青嵐という言葉があるように、光と風を満喫できる季節でも。最近は四季の境界が不鮮明となり、凌ぎ易い時季が段々少なくなってきました。
生垣や公園には早目の梅雨入りで勢い付いた定家葛、忍冬、山芋、蔦、葛、藤などが蔓延。これらの蔓植物は樹木に絡みついて一山を破壊させるほど生命力や繁殖力が強靭。「葛藤」は文字通り葛と藤の蔓が絡み合って出口が見えない状態のこと。葛藤が葛藤を生み混沌を極めています。日常が戻りますよう。

【近況】 5月6日からレブラミド服用再開で骨髄抑制と貧血も再開。不安定な天候の影響もあり、血圧低下や貧血による肩凝りや吐気、倦怠感顕著。非透析日のウォーキング以外は横になることが増えました。6月10日から次の治療が始まります。受診する機会が多いのですが、幸いコロナ感染もなく過ごしています。

額紫陽花(2021.5.7牧之原市金丸邸にて撮影)

額紫陽花

この額紫陽花が一番先に開花しそうです。白から赤に変化する装飾花はもうすぐ開きそうです。
  (E-mail:2021.5.8)

今年も紫陽花屋敷オープン。雨の季節もまた楽し。

ヒペリカム(2021.5.9牧之原市金丸邸にて撮影)

ヒペリカム

ヒペリカム(緑実の方)の花が咲き出しました。居間の前にある赤実の方にはまだ蕾も見えません。
  (E-mail:2021.5.10)

金糸梅や未央柳など弟切草科の花は蕊が美しい。

クレマチス(2021.5.11牧之原市金丸邸にて撮影)

クレマチス

最初に咲いた一重のクレマチス。4個の花を付け、これが最後の花になりそう。八重の花よりスッキリしていてこちらの方が好きです。
  (E-mail:2021.5.12)

一重咲き歓迎。

オルレア(2021.5.13牧之原市金丸邸にて撮影)

オルレア
昨年・一昨年は見られませんでしたが、友人からタネを送ってもらって蒔いたところ、1本だけ芽生え昨日花が全開。清々しい感じの花ですね 。
 (E-mail:2021.5.14)

セリ科の花は清楚。
雨の季節

(牧之原市金丸さん)

悦子露草(2021.5.22牧之原市金丸邸にて撮影)

悦子露草

悦子露草が頑張って咲いてます。別の紫露草がピークを過ぎた中、何と5個の花が同時に開花!
 (E-mail:2021.5.24)

悦子露草は紫露草の別名(金丸さん命名)。

ドクダミ(2021.5.9牧之原市金丸邸にて撮影)

ドクダミ

わが家はドクダミ屋敷に。昨日刈った草の中に蕾が付いたものが沢山あったのでドクダミ茶用に洗って、陰干し開始です。
  (E-mail:2021.5.10)

蕾にはエネルギーがたっぷり。

お地蔵様とドクダミ(2021.5.24牧之原市金丸邸にて撮影)

お地蔵様とドクダミ

ドクダミの花に囲まれたおじぞうさんを改めて撮ってみました。
  (E-mail:2021.5.26)

いつも穏やかなお地蔵様は自然と共に。

ドクダミ(2021.5.25牧之原市金丸邸にて撮影)

変りドクダミ

“しあわせの5弁のドクダミ花” に続いて不思議なドクダミ花に出会いました! 花序が2本、総苞が6弁です。見とれました。
 (E-mail:2021.5.26)

突然変異でしょうか。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp