2021年2月 1日更新

 

                                                            冬木立(2021.1.14城北公園にて撮影)                                                                                    

静岡の光を詰めて雪見舞

2021年も早二月。暦の上では春を迎えます。例年は3日が節分で4日が立春ですが、今年は節分は2日で立春は3日。4年に一度の閏年でも是正できない暦の誤差を100年毎に修正しているためで、124年ぶりとのこと。太陽暦の一年間を春夏秋冬の二十四分割したものを二十四節気と呼び、一年は立春から始まり大寒で終わります。
なお、二十四節気は小寒・大寒・立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至に区分されています。
今冬は予報に反して厳しい冬となりました。日本海側では大雪による被害が続きました。雪に縁のない当地に暮らしているとその凄さは想像 を絶します。待春の思いはより一層強いものではないでしょうか。被災地のお見舞いと回復をお祈りします。一方、太平洋側では20日以上も晴天が続き、空気が乾燥。富士山の雪も消えるほど。1月下旬には待望の雨。29日には久しぶりに雪化粧の富士が戻りました。
新年になっても新型コロナウィルスは依然として蔓延。2021年1月31日現在の世界の感染者数は1億259万1,199人、死者は222万191人に達しました。各国でワクチン接種が始まりましたが、安全性の面で不安を払拭できず効果は未定。また、ワクチン格差問題が課題となっています。WHOは公平にワクチンが行き渡るように各国への説得を続けています。日本の場合は接種への準備に右往左往状態。
コロナ禍が続き、医療が逼迫。感染しても入院できず自宅や宿泊療養中、あるいは救急搬送中に死亡する例が急増。一方で入院拒否をした場合に懲役刑(行政罰に軽減)などの罰則を科す特措法改正案が審議されています。国民の暮らしと命を守ると標榜しているにも関わらず、医療のシステム作りも生活困窮者や事業者の救済も後回し。1月7日に2度目の緊急事態宣言発出(2月7日まで)。感染を拡大させたと思われるGoToキャンペーンは撤回せず、再開に向けて予算計上。これでは本末転倒では。
新型コロナウィルスを克服した証として東京五輪・パラリンピックを開催するとのことですが、全ての情報について希望的観測ではなく納得できる説明が必要です。

【近況】 1月21日よりレブラミド服用再開。貧血の改善が見られず、2月25日から輸血開始となりそう。この抗癌剤治療を継続する限り骨髄抑制も続きます。結果貧血も。治療を中断すれば癌細胞が増殖。ジレンマも増殖。主治医の判断にお任せすることに。

春の兆し(牧之原市金丸さん)
白梅(2021.1.14牧之原市金丸邸にて撮影)

白 梅
木道(2021.1.15牧之原市金丸邸にて撮影)

木 道
蝋梅(2021.1.18牧之原市坂部にて撮影)

蝋 梅
藪椿(2021.1.21牧之原市金丸邸にて撮影)

藪 椿
雪柳(2021.1.27牧之原市金丸邸にて撮影)

雪 柳
白梅(2021.1.27牧之原市金丸邸にて撮影)

白 梅

崖地で早咲き梅が開花です!
  (E-mail:2021.1.14)

いよいよ春の使者参上。金丸邸はこれから梅屋敷に。

機械置き場の片付けから出てきた厚めの板を並べて “木道” にしました。
  (E-mail:2021.1.16)

若い頃に訪ねた尾瀬の木道を思い出しました。

隣りの空き地に3年くらい前から咲き始めた蝋梅です。透き通ったような花びらを見ていたら先日凍ってから蘇った水仙の花を思い出しました(半分以上元気に咲いています)。
 (E-mail:2021.1.19)

蝋細工のような、梅のようで梅ではない不思議な花。

桜の根元辺りで咲いていた藪椿です。椿は花びらが一重の方が私は好きです。
  (E-mail:2021.1.23)

椿に限らず八重咲きよりも一重の花に惹かれます。

居間の前の雪柳のうち1本が目立つくらいの花を咲かせています。雪柳は春でなくてもどこかでちらほらと花を見せてくれるのですが、今冬は近くで見られます。小さい花を “拡大鏡”で撮ってみました。
  (E-mail:2021.1.28)

こちらも春の使者。

いつも下から見上げていた梅花ですが、光が当たり難い崖地の蕾も開きました。今2本の早咲き梅が咲いていまして居間から見上げる崖地も控えめな華やかさで飾られています。
  (E-mail:2021.1.28)

初花から2週間。満開の白梅。馥郁とした香りを想像しています。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

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