2021年12月 1日更新

 

                                                                    山茶花(2021.11.21静岡市内にて撮影)                                        

追ひ抜かれ追ひかけられてつむじ風

2021年の師走を迎えました。1年がますます短く感じられます。今冬はラニーニャ現象の影響で厳しい冬となりそうです。コロナの6波、インフルエンザ感染への不安を抱えながらの日々が続きます。体調管理にご留意下さいますよう。
11月26日に南アフリカで新型コロナウィルスの新変種株オミクロンが確認されました。感染急拡大(30日には日本でも感染確認)。海外からの新規入国が停止されました。日本では3度目のワクチン接種が進められ、コロナ禍以前の日常を取り戻す兆しが見えてきた ところでしたが、油断は禁物。引き続き万全の感染対策を。11月30日現在の新型コロナウィルスの世界感染者数は2億6220万8788人。死者は520万7855人。既存ワクチンの効果低下に備えて新しいワクチンの開発が急務。
季節折々の画像を届けて下さる金丸さんのブログ
http://kanamaru.exblog.jp(11月18日更新ページ)に、友人のお宅の藤袴に鑑識番号が付いたアサギマダラが来訪し、その折の写真が掲載されています。アサギマダラが台湾−富山間(2000q余)を移動したという記事をネットニュースで読んだばかりでした。小さな蝶の長距離飛翔が身近なところで繰り広げられていることに感動しました。今年は金丸さん宅の藤袴は素通りしてしまったそうですが、来年は立ち寄ってくれるかもしれません。アサギマダラは藤袴だけでなく、キク科の植物がお気に入りとのこと。
異常気象が進む中で動植物たちには試練が続きます。懸命に命を全うしようとする姿は私たちに生きる力を与えてくれています。移動できない植物と移動可能な生物との共生が随所に見られ、営々と地球環境を守ってきたことがわかります。
最近は周辺の植物にも異変が。夏は百日紅など開花前に散ってしまったり、実や種を残すことができなかった種類が多く見られました。秋には金木犀が3度咲き直しました。山茶花も花弁が虫食いにあったように傷付いています(掲載写真は漸く見つけた正常花)。紅葉・黄葉を楽しみにしていましたが、殆どの樹木が色付く前に葉を落としてしまいました。異常な現象は地球危機への警鐘のような気がします。
国連は2030年までに持続可能な開発目標(SDGs、17項目)を掲げています。誰一人置き去りにしないために、より良い未来を築くための青写真。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、諸課題の解決を目指します。地球を守るために私たち一人ひとりにできることから始めましょう。
1 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ  2 飢餓をゼロに  3 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する  4 すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する  5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る  6 すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する  7 手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する  8 すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワークを推進する  9 レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る  10 国内および国家間の不平等を是正する  11 都市を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする  12 持続可能な消費と生産のパターンを確保する  13 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る  14 海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する 15 森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る  16 公正、平和かつ包摂的な社会を推進する 17 持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する
【近況】 12月2日から次の治療に入ります。透析治療についてはシャントトラブルが続き、今のシャントが使えなくなったら人工血管導入あるいは新しいシャント増設(右手血管は抗癌剤治療のため使用不可)の予定。最終的には動脈にカテーテルを挿入しての透析となります。

晩秋から師走へ(牧之原市金丸さん)
白菊(2021.11.2牧之原市金丸邸にて撮影)

白 菊
藪柑子の実(2021.11.6牧之原市坂部にて撮影)

藪柑子の実
ご供養(2021.11.9御前崎海岸にて撮影)

ご供養(御前崎海岸)
猿捕り茨の実(2021.11.21牧之原市金丸邸にて撮影)

猿捕り茨の実
野ばらの実(2021.11.23牧之原市金丸邸にて撮影)

野ばらの実

白菊 しっかり開花しました。わが家も いよいよ菊の季節です。
 (E-mail:2021.11.7)

日本の秋。大輪の菊よりも庭の片隅でさりげなく咲いている小菊に惹かれます。

お社の周りに自生する薮柑子。十両とも言われ、万両の仲間のヤブコウジ科。新鮮な気持ちで見ました。
  (E-mail:2021.11.9)

物理学者寺田寅彦の筆名としても知られています。
9日、御前崎海岸での供養の様子です。海は荒れ模様でしたし、満潮に近かったようで、いつもの海苔が付いた岩が見えず、幻想的でした。荒れた海が好きだった主人には相応しかったです。 (E-mail:2021.11.13)

12日は仏師のご命日。今年も散骨された御前崎海岸でのご供養を済まされました。様々なことを偲びながら。

前に実の付いている蔓を間違って切ってしまいましたので、残された実は3房だけで貧弱ですが色付いてきています。
  (E-mail:2021.11.22)

南天、蔓梅擬、ピラカンサスなど赤い実がいっぱい。

わが家の野ばらに実が付いたのは初めて。昨日は風が強くてカメラのピントを合わせるのが難しく何度試みてもこの程度の写真しか撮れませんでした。
  (E-mail:2021.11.24)

貴重な1枚。

富士夕焼け(2021.11.24牧之原市坂部にて撮影)

富士夕焼け

一昨日の茶畑ウォーキング時の富士山です。夕日を受けてピンクがかっていましたが、珍しく 綺麗に撮れました。
  (E-mail:2021.11.26)

茶畑の間に聳える夕富士。牧之原の絶景。

荒れ模様の御前崎海岸(2021.11.9御前崎海岸にて撮影)

荒れ模様の御前崎海岸

昨日のちゃーの散歩は山小屋方面。山小屋前の水仙が開花していました!
  (E-mail:2021.11.26)

早くも水仙開花。ちゃーさん(愛猫)も香が気になるようです。

水仙(2021.11.25牧之原市金丸邸にて撮影)

水 仙

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp