2021年11月 1日更新

 

                                                                    山法師の実(2021.10.25静岡市内にて撮影)                                        

喪の家の灯(ともしび)のごと木守柿

11月を迎えました。10月20日には雪化粧の富士が戻ってきました。
10月4日に第100代内閣総理大臣に就任した岸田首相は14日に衆議院解散。19日公示、31日投開票。24日、静岡では参議院補欠選挙が実施され、無所属の野党候補が当選。参議院や地方政治に政党は不必要なのでは?
政権選択選挙と銘打っていますが、貴重な1票を無駄にしないでほしいと思います。国債の赤字は2,000兆円を超しています。コロナ禍で低迷した経済や人々の暮しの再生、給付金や社会保障などの財源、コロナ対策と感染データの検証、医療の充実、国産ワクチンや治療薬の開発、格差是正…。課題山積。
10月はノーベル賞の季節。日本出身で米国籍の真鍋叔郎さん(90歳)が気象学の分野で物理学賞を受賞。50年も前からスーパーコンピューターを駆使して研究を続け、地球温暖化はCO2濃度に原因があることを解析。1969年には気候モデルにおいて世界で初めて大気循環と海洋循環を組み合わせた「大気海洋結合モデル」を開発。これを手本として1970年代から1980年代にかけての気候研究の分野で大気大循環モデルと海洋大循環モデルが構築されました。
今夏発表されたIPCCの最新の報告書では、CO2の排出ゼロを達成しない限り今後は更に気温上昇とそれに伴う様々な災害が引き起こされると警鐘を鳴らしています。脱炭素による「地球温暖化」対策は人類にとって喫緊の課題。また、「気候変動への具体的な対策」も、2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)が掲げる17のゴールの中に含まれています。
真鍋さんの気候モデルは、開発から50年余りが経った今年にノーベル物理学賞を受賞しました。2030年にSDGsを達成しようと世界各国が目指す今、企業や個人、最近は若い人たちの間でも「地球温暖化」対策の必要性が注目されることになり、その取り組みが一層進んでいくことが期待されます。
10月31日現在の新型コロナウィルスの世界感染者数は2億4641万6630人。死者は499万5525人。日本では漸く減少。多くの規制が緩和されましたが、感染が再拡大している英国やロシアの例もあり、油断大敵。引き続き万全の感染対策を。更にインフルエンザの季節を迎えます。幾重にもご自愛下さいますよう。
【近況】 抗癌剤治療開始から間もなく15年目を迎えます。10月28日から次の治療スタート。治療の弊害は加齢と共に増加しています。11月2日にPTA(血管拡張手術)予定。前回から約2か月弱。毎週金曜日は治療薬(免疫抑制剤)の影響で不眠デー。非透析日の週末は月曜日の透析に備えています。

 秋たけなわ

 (牧之原市金丸さん)

夕焼け(2021.10.4牧之原市坂部にて撮影)

   最近は山小屋付近の作業を
   していますが、散歩を兼ね
   ちゃー(愛猫)を連れて行く 
   ことにしています。
   昨夕の夕焼けは綺麗でした
   (横撮りしました)。
                                  (E-mail:2021.10.5)

お地蔵様と秋桜(2021.10.5牧之原市金丸邸にて撮影)

お地蔵様と秋桜
木瓜の実(2021.10.7牧之原市金丸邸にて撮影)

木瓜の実
木通の実(2021.10.10牧之原市金丸邸にて撮影)

木通の実
藤袴(2021.10.12牧之原市金丸邸にて撮影)

藤 袴
野菊(2021.10.17牧之原市金丸邸にて撮影)

野 菊
千両の実(2021.10,20牧之原市金丸邸にて撮影)

千両の実

おじぞうさんの前のコスモスもやっと咲き始めました。
 (E-mail:2021.10.7)

秋桜に囲まれて、お地蔵様のお顔がより穏やかに。

木瓜に立派な実が付いています。林檎みたいですね。
  (E-mail:2021.10.9)

公園の木瓜には実は付きませんでした。

今度こそ食べようと 口を開けたのを持ち帰りました。タネいっぱいの中身はタネを口から出しながら美味しく食べました。調理法をネットで検索。きんぴらに挑戦。かなり苦いきんぴらでしたがクセになりそうな味でした。弾力があってイカの刺身のような食感がありましたよ
  (E-mail:2021.10.11)

自然の贈り物。

藤袴は1個だけ開花しましたが、蕾ばかり。沢山咲いてアサギマダラを呼び寄せて欲しいものです。ピンクの藤袴も蕾だけ。
 (E-mail:2021.10.13)

アサギマダラに出会えますよう。

野菊が本格的に咲き始めました。
  (E-mail:2021.10.19)

健気な花。種類も多く季節を問わず見られるようになっていますが、秋が似合います。

居間近くの千両の実が早くも色付いてきました。
  (E-mail:2021.10.21)

これから赤色も色付きますね。冬への準備スタート。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp