2021年10月 1日更新

 

                                                                           秋桜(2021.9.25静岡市内にて撮影)                                        

爽やかや視野のどこかに富士の山

10月を迎えました。変わり易い天候が続き、爽やかな日々はもう少し先になりそうです。9月7日に甲府地方気象台は初冠雪を観測したと発表。その後気温が上がり富士の雪が消えました。26日に改めて初冠雪が発表されました。異例。
新型コロナウィルスは漸く感染者数が減少してきました。緊急事態宣言も蔓延防止等重点措置も期限の9月30日に全面解除(179日ぶり)。国産ワクチン と治療薬の開発は進んでていますが、ブレイクスルー感染や副反応や後遺症など未検証・未解明事項も多く、接種9か月後にはワクチンの効果が低下するため3回目の接種が必要など、不安要素も山ほど。段階的に規制緩和を進めないとリバウンドが起こり得ます。引き続き感染対策を万全に。新型コロナウィルスは形を変えて生存し続け、インフルエンザのように治療可能な季節感染症となるかもしれません。
私たちは2年もの間コロナ禍で自粛生活を余儀なくされてきました。コロナ後の環境の変化に適応できる人ばかりではないと思います。現実をどう捉え対応していくかは一人ひとりの問題でもありますが、日常生活を失わざるを得なかった人々への方向を示し、経済を支えるのは行政の責任。
9月30日現在の世界の感染者数は2億3327万2846人、死者は477万4440人。日本の感染者数170万1400人、死者1万7653人。感染者数は減少したとは言え、まだ確実に増加しています。終息は限りなく遠い時間の先にあります。
日本のワクチン接種率(2回)は60%を超えましたが、発展途上国では接種率1%の国も。経済格差が顕著。国連やWHOはワクチン供給については経済力のある国は支援すべきと公平公正を訴えていますが、実現は難しそうです。命に上下は無いはずなのに、大国の驕りに被害を被るのはいつも弱い立場の人々。

29日、菅首相は任期1年で退任。自民党新総裁には岸田文雄氏が選出されました。国会を休会したまま、更にその後の総選挙に向けての動きが活発に。国会先送りは違憲との判決も。政界とはかなり異常な世界です。いつも感じることですが、候補者の主張や公約は実現すれば理想的な世の中になるはずなのですが…。
【近況】 8〜9月は約1か月の間にPTA(シャント血管拡張手術)を3回施術。血栓が生じ、血圧低下と貧血によりシャントの血流が停止。透析患者にとってシャントは命綱。事なきを得ましたが、心不全、肝機能障害、溶血性貧血、血液量減少(成分輸血開始)など14年にわたる抗癌剤治療の弊害も増えてきました。更に加齢が拍車。

(牧之原市金丸さん)
金水引(2021.9.13牧之原市金丸邸にて撮影)

金水引
仙人草(2021.9.16牧之原市金丸邸にて撮影)

仙人草
露草(2021.9.16牧之原市金丸邸にて撮影)

露 草
柿の実(2021.9.20牧之原市金丸邸にて撮影)

柿の実
釣鐘人参(2021.9.21牧之原市金丸邸にて撮影)

釣鐘人参
仙人草の実(2021.9.28牧之原市金丸邸にて撮影)

仙人草の実
昨年芽生えた植物が黄色い花を咲かせました。葉がバラ科植物のようでしたから、9月に黄色い花を咲かすバラ科植物…と検索。直ぐ見つかりました。
  (E-mail:2021.9.15)

水引はタデ科。

落花後、銀色の5本の実が広がり、やがて1〜4本に。その細い実が仙人の髭を連想させるので仙人草と言われるのだそうです(2本の実が残ることが多いのかもしれません)。
  (E-mail:2021.9.17)

だいぶ少なくなりましたが、露草も頑張っています。池端で見つけたら撮りたくなってしまいました。
 (E-mail:2021.9.17)

はっとするほど美しい色ですね。

柿不作年。甘柿は風蘭が付いている木に5個だけ。渋柿も小振りのが19個。しかも、シミみたいのが沢山付き、上手く干し柿になるかどうかは分かりません。
  (E-mail:2021.9.21)

公園の柿もゼロ。

釣鐘人参、1株に2本の茎が出ていまして、1本目の花は終わりそうなのですが、小さめの2本目も開花しました。
  (E-mail:2021.9.23)

安野光雅さんの絵を思い出します。

風蘭が付いている柿の木に絡んでいる仙人草の実が膨らんできました。髭もカールして面白いです。
 (E-mail:2021.9.29)

初見。カールした髭が本当に面白いですね。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

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