2020年12月 1日更新

 

                                                                                      山茶花(2020.11.21静岡市内にて撮影)

起重機の分断したる冬の空

12月を迎えました。新型コロナウィルスに翻弄された2020年もあと1か月となりました。冬季は空気が乾燥しウィルスの活動が盛んになることから、インフルエンザとの同時流行も懸念されています。11月30日現在の世界の感染者数は6,274万6.222人、死者は145万9.497人。ワクチン開発が進んでいますが、安全性は未定。
日本では第3波襲来。感染者数が激増しています。そんな中、政府はGo Toキャンペーンを推進。経済との両立は大切ですが、このままでは医療崩壊を招くことになりかねません。医師会の指摘により見直すことになりましたが、自治体と責任の擦り合いの様相になっています。命優先の対策を。また、一人一人が冷静な判断を。
11月10日、気象庁は昭和28年以来約70年間続けてきた動物の初鳴きや植物の開花など、動植物の観測の約9割を今年一杯で廃止すると発表。現在の観測対象は植物34種目、動物23種目。2021年1月から6種目9現象になります。
鶯、殿様蛙、塩辛蜻蛉、油蝉などの動物観測に関しては気象台周辺の都市化などの影響で調査対象物を見つけることが困難になっているために完全に廃止されますが、紫陽花の開花、銀杏の黄葉・落葉、梅の開花、楓の紅葉・落葉、桜の開花・満開、薄の開花などの観測は継続されます。
気候や環境の急変により観測困難な状況は理解できますが、予報よりも観測を重要視する気象業務法の精神に反するのではないかという意見もあります。人間の都合によって生息地を追われた観測廃止予定の動物たちは当地では元気な姿を見ることができます。観測地域を気象 台の周辺だけでなく拡大すべきでは。
最近は耕作放棄地や原発事故で立入禁止の地域などで、野生の熊、猪、猿、鹿などの出没情報が報告されています。少子高齢化の中で、山も野も荒廃が進んでいます。更に災害が追い打ち。どうしたら自然の動植物の生態系を維持していけるのか、貴重かつ膨大なデータを今後に生かすためにも観測を継続する必要があると思います。同時に気象庁だけでなく環境省や農林省、林野庁も総動員して環境保全対策を。

【近況】 レブラミドは2週服用3週休みに変更。胃カメラ検査は胃潰瘍が見つかり、大腸カメラ検査はポリープ切除(癌細胞は見つかりませんでした)。透析終了時に鉄剤やエポジンの点滴を続けていますが、貧血の改善なし。心不全マーカーが急増し浮腫や倦怠感も顕著。抗癌剤治療は想定外の副作用との闘いでも。

2020年師走へ (牧之原市金丸さん)
白菊(2020.11.14牧之原市金丸邸にて撮影)

白 菊
お地蔵様(2020.11.16牧之原市金丸邸にて撮影)

お地蔵様
ヤゴ(2020.11.18牧之原市金丸邸にて撮影)

ヤ ゴ
水仙(2020.11.19牧之原市金丸邸にて撮影)

水 仙
冬苺の実(2020.11.21牧之原市金丸邸にて撮影)

冬苺の実
枇杷の花(2020.11.26牧之原市金丸邸にて撮影)

枇杷の花

白菊が見頃になってきました。菊の香も感じます。
  (E-mail:2020.11.15)

清楚ですね。小春日和によく似合います。

今日は佐喜子さんの大腸カメラ検査の日ですから、良い結果が得られますように…とお地蔵さんにお願いしました。
  (E-mail:2020.11.17)

お陰様で無事に終了。

一昨日と昨日は 池周囲の清掃作業をしました。水中や底から多量の根っこや枯葉などを回収。その中にヤゴ(トンボの幼虫)がいたので池に戻しました。
 (E-mail:2020.11.19)

何と水仙の花! 1ヶ月早いのでびっくりしました。
  (E-mail:2020.11.21)

世の中が騒がしいので花たち迄せっかちになるのでしょうか。

冬苺の実が本格的に色付いてきたものですから一昨日摘んでみました。
  (E-mail:2020.11.23)

小さな粒の棘を抜き、ジャムに仕上げます。

最近メジロが沢山来るようになったのですが、枇杷の花が咲いていたので納得しました。
  (E-mail:2020.11.27)

花を求めて鵯や尉鶲など野鳥も千客万来。サンクチュアリのよう。

過去最多の花数を更新した昨朝のヘブンリーブル― です! 冷えなかったので朝から全開の青花が多く、前日の半分萎んだピンクの花に加えて後ろにあるいっぱい咲いてきた山茶花の花も目立ってかなり華やかな風景になりました。(E-mail:2020.11.25)

夏と冬とが混在の金丸邸冬景色。ヘブンリーブルーと山茶花のコラボが見事。一方、木瓜の花が咲き出したとのこと。気候変動の影響なのか帰り花なのか先駆け花なのか時季外れの花をよく見かけます。

冬の庭(2020.11.24牧之原市金丸邸にて撮影)

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp