2020年 5月 1日更新

 

                                                                                    浪花茨(2020.4.19静岡市内にて撮影)

実桜や封じ込めたきウィルス禍

5月を迎えました。新緑の季節。静岡は新茶の収穫最盛期。4月半ばには公園のナンジャモンジャ(一つ葉たご)が見頃になりましたが、花見客はまばら。
新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。世界の感染者数304万人余、死者は21万人を超えました(4月28日現在)。4月7日、7都府県に緊急事態宣言発令。16日には範囲が全国に拡大されました(5月6日まで、1か月延長予定)。無症状で感染が拡大するケースも増えています。外出自粛を守り、人との接触機会8割減が目標。
政府は新型コロナウィルスの拡大予防対策として1世帯に布マスク2枚を配布。繰り返し洗濯可ということですが、不良品が多く回収を始めました。到底深刻なマスク不足の解消にはならないと思いますし、小さめで役に立たないものに466億円もの税金が使用されたことに驚いています。治療薬やワクチンなどの開発を含めて崩壊寸前の医療機関への支援、急増する事業所の倒産や失職者、生活困窮者への救済等に当てることを優先すべきではなかったでしょうか。布マスクを手作りするなど庶民は当に知恵を絞っています。国民との感覚のズレの大きさを改めて知らされた気がします。
「アウトブレイク(1995年アメリカ映画)」をDVDで再鑑賞。アフリカ・ザイールのある村にウィルスが蔓延。アメリカ軍部はウィルス撲滅のために村ごと爆破。その事実を隠蔽し、極秘裏に感染した患者から抗血清を作成。
数十年後アメリカの某町に新種のウィルスが発生しパニック状態に。伝染病感染対策を担当する軍医は未知のウィルスにも拘らず抗血清が存在することを疑問視。自ら感染しながらもCDCと共に真相を究明。ウィルスは突然変異を起こし2種類に。宿主は密輸によって持ち込まれた野生の猿と判明し捕獲。抗血清の合成に成功し、軍部が企む町爆破を阻止。ウィルスと戦う医療現場の様子は現在の状況と重なります。
PCRや抗体検査、治療薬の開発も進められていますが、宿主と思われる武漢の野生蝙蝠から抗血清を作ることはできないのでしょうか。映画と現実との落差大。

【近況】 5月7日に60回目抗癌剤治療予定。今回からベルケイド(腹部皮下注射)とレブラミドカプセルとを併用。レブラミドはサリドマイド禍を齎した薬で強い副作用があります。拒否し続けてきましたが、導入せざるを得なくなりました。血液内科だけでなく透析室の主治医の協力もいただきながら治療を進めることになります。

春から初夏へ (牧之原市金丸さん)
釣鐘人参発芽(2020.4.14牧之原市金丸邸にて撮影)

釣鐘人参発芽
紫陽花発雷(2020.4.16牧之原市金丸邸にて撮影)

紫陽花発雷
馬の足型(2020.4.16牧之原市金丸邸にて撮影)

馬の足型
マーガレット(2020.4.17牧之原市金丸邸にて撮影)

マーガレット
宝鐸草(2020.4.19牧之原市坂部にて撮影)

宝鐸草
(ほうちゃくそう)
鳴子百合(2020.4.20牧之原市金丸邸にて撮影)

鳴子百合
驚喜しました❗   絶滅したと落胆していた釣鐘人参の株が健在でした❗ 茎が3本、しっかりしていますのでとても嬉しいです。
  (E-mail:2020.4.17)

嬉しい再会。
まだ1cmにも満たないくらいのちっちゃな蕾です。
 (E-mail:20020.4.17)

鮮やかな葉の真ん中に見つけた紫陽花の蕾。季節は夏へ。

花よりも実が目立ってきた蓮華畑で 馬の足形(金鳳花)が咲き始めました。キンポウゲ科の代表…輝いています。
  (E-mail:2020.4.17)

葉が馬の足型に似ていることから。命名の妙

最初に咲き始めたマーガレットたちは今が見頃になっていて、沢山の花たちが輝いて見えます。
  (E-mail:2020.4.19)

キク科の存在感。

花仲間が雑木林に咲くホウチャクソウの群落に連れて行ってくれました。保護区ではないので、数株いただいて来て鳴子百合の隣りに植えました。
  (E-mail:2020.4.21)

甘野老(あまどころ)や稚児百合(ちごゆり)など似ている花は多く、いずれも趣があります。

わが家の鳴子百合です。蕾が目立ち始めました。ホウチャクソウと雰囲気が似ていて草丈も同じくらいですが、花の形や大きさ、白と緑のグラデーションの具合、葉っぱの形や付き方などが違います。
  (E-mail:2020.4.21)

来年は宝鐸草が加わります。楽しみですね。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
ミニ展示場の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp


横山玲子さん短歌作品

コロナとは元々これのことなりき太陽コロナの動画見ており

(動画サイトはこちら→) https://www.youtube.com/watch?v=blTNEHvmrWE 


県立美術館周辺風景 (静岡市山口さん)
花銀杏(2020.4.22県立美術館周辺にて撮影)

花銀杏

県立図書館裏庭(2020.4.22県立美術館周辺にて撮影)

県立図書館裏庭

鬱金桜(2020.4.22県立美術館周辺にて撮影)

鬱金桜
御衣黄桜(2020.4.22県立美術館周辺にて撮影)

御衣黄桜
県立美術館周辺(2020.4.22県立美術館周辺にて撮影)

県立美術館周辺
運動不足解消のために、県立美術館まで散歩に行ってきました。里桜が満開の頃だろうと花見をかねて。とてもきれいでした。ピンクの花イチヨウ、ちょっと黄味がかったウコン、緑色のギョイコウ。そして、ツツジと木々の若葉。グランドでは高校生がサッカーをたのしんでいました。コロナなんてどこの世界? という感じでした。
今、武村政春著「ヒトが いまあるのは ウイルスの おかげ!」を読んでいます。敵を知ろうです。
(E-mail:2020.4.23) (撮影:2020.4.22)

山口さんからの花便り。画像でお花見をお楽しみ下さい。