2019年 9月 1日更新

 
                                                                          一ッ葉タゴの実(2019.8.25城北公園にて撮影)

空抱く蝉の躯(むくろ)の美しき

酷暑も漸く一段落。朝夕の風がこれ程心地良いものだったかと感じさせてくれる日々到来。まだ残暑は続きそうですので、熱中症にはお気を付け下さい。
最近の日本の夏はまるで熱帯。日本だけでなく世界中で地球温暖化による異常気象が続いています。地球の肺とも言われ、地球の約2割の酸素供給地でもあるブラジルのアマゾンでは熱帯雨林の開発による影響で火事が多発。希少生物の絶滅が生態系にも影響を与え大問題となっています。
スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥンベリさん(16歳)が国連本部で開催される気候サミットに出席するため、ソーラーパネルや水中発電によるヨットで大西洋を横断。28日(日本時間29日朝)、7,000q(330時間)の航海を終えて無事に米ニューヨークの港に到着。
彼女は「気候変動や生態系の危機は人類がこれまで直面したことがないほど大きく、地球規模のもの。ともに立ち上がり、助け合いながら行動を取らなければ手遅れになる」と、温室効果ガス削減を訴えてガス排出量が多い飛行機の利用を批判。
欧州では時代の趨勢と共に少なくなった夜行列車が復活しつつあるそうです。市民の温暖化への意識が高まり、大量の温室効果ガスを排出する飛行機の利用を避ける運動が浸透。航空券課税などの対応に踏み切る国も出てきたとのこと。ゆっくりと列車の旅を楽しみたい人も多いのでは? 日本でもかつては夜行列車が人気でした。
パリで開催されたG7サミットでは貿易やイラン情勢に加えて環境問題も討議されたようですが、パリ協定から脱退した米国は欠席。具体的な対策に踏み込むことができず首脳宣言採択なし。サミットの開催意義も薄れてきました。
地球は一つ。大国は自国優先でなく、経済と共に環境問題にもバランス感覚を持ってほしいと思います。昨今の米国には民主主義の国という認識は崩れ、中国や北朝鮮とは異なる意味での独裁国家のような印象を持ちます。権力を手にすると国民の代表であることを忘れてしまうのでしょうか。右に習えをする首長が増えています。

【近況】 8月29日に51回目の抗癌剤治療を受けました。50回で一旦終了と思っていましたが、効果が上がらずむしろ悪化。治療中断のリバウンド予防のためもあり他の治療を加えて続行することになりました(無期限)。

新涼 (牧之原市金丸さん)

タカサブロウ(2019.8.15牧之原市金丸邸にて撮影)

タカサブロウ
木槿(2019.8.19茨城県下妻市にて撮影)

木 槿
睡蓮(2019.8.19掛川市花鳥園にて撮影)

睡蓮花
ミミズク(2019.8.19掛川市花鳥園にて撮影)

ミミズク
白孔雀(2019.8.19掛川市花鳥園にて撮影)

白孔雀
蓮の花(2019.8.20掛川市可睡斎にて撮影)

蓮の花

今年もタカサブロウが咲いてくれました。初花です。
 (E-mail:2019.7.5)

道端に見つけると思わず立ち止まってしまいますね。

木槿の花も幾つか咲いていました。
 (E-mail:2019.8.21)

ご実家の庭にて。木槿は韓国の国花。日本でもこんなにきれいな花を見せてくれます。
品種改良を競っている華やかな睡蓮です。考えられないような色彩が見られました。
 (E-mail:2019.8.21)

掛川花鳥園にて。かつて訪ねた折には黄色や紫色の花も。

10種類以上見られる梟類の中の大きいミミズクの一種です。これが一番手前にいたので撮りました。
  (E-mail:20198.21)

掛川花鳥園にて。可愛らしい鳥ですが、実は猛禽類。

白孔雀です。それまでは羽を閉じていたのですが私の前で開こうとしてくれました。でも羽を広げて付け根を嘴でつついて 間もなく閉じました。付け根が痒かったようです。
  (E-mail:2019.8.21)

掛川花鳥園にて。美しい姿を見ることができました。

7時から朝食を頂いて 8時頃宿坊を出ました。玄関前の沢山の大きな鉢に咲いていた蓮の花です。
  (E-mail:2019.8.21)

袋井市可睡斎にて。お姉様ご夫妻と可睡斎の宿坊に一泊され、写経や座禅、勤行(見学)などを体験されたとのこと。
青田(2019.8.12牧之原市坂部にて撮影)

青 田

実りの秋

稲穂が出かかっている田んぼが多く見られました。半分くらいだったでしょうか。中には葉っぱが黄色くなってきた田んぼもあって、穂が垂れるようになるのもそう遠くはなさそうです。(E-mail:2019.8.15)

多くの田んぼが少し黄色っぽくなってきました。もうすぐ 稲刈りが始まりそうです。田植えが特に早かった田んぼでは稲刈りが終わっている一方、やっと出穂したという田んぼもあります。 (E-mail:2019.8.31)
稲田(2019.8.31牧之原市坂部にて撮影)

稲 田

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
作品展の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp

袋井市可睡斎にて開催されていた「仏師 金丸悦朗作品展」は終了しました。