2019年 8月 1日更新

 
                                                                               夾竹桃(2019.7.23静岡市内にて撮影)

夏萩や風の便りといふ便り

暑中お見舞い申し上げます。長梅雨が明けた途端に猛暑到来。各地で猛暑日を記録。呉々も熱中症にお気を付け下さいますよう。
7月18日、京都アニメーション制作会社の第一スタジオが放火され、世界中に衝撃を与えました。死者35名、重軽傷者33名。夢と希望と感動を届け続けた若いクリエーターたちの未来は一瞬にして焼失。幸い原画を保存していたサーバーが焼失を免れ、データが回収され解析中とのこと。犠牲になられた方々の命は戻りませんが作品は残りました。日本だけでなく世界中から支援の輪が広がっています。
21日は第25回参議院選挙。未だに是正されない1票の格差と良識の府にも関わらず何故政党選挙なのか。参議院選挙の度に思うことです。与党が過半数を獲得しましたが、改憲の発議に必要な2/3には届きませんでした。自民党の当選者数も獲得票数も前回選挙より減少していますが、安倍首相は国民の信任を得た…と高らかに言い続け、改憲を推し進めようとしています。各メディアの世論調を見ても改憲よりは社会保障や年金、教育問題への関心が高くなっています。国民目線に立つべき。
戦後2番目の低投票率(48.8%)。有権者の約半分が棄権しました。政治不信の証だと思いますが、権利を放棄するとは何と勿体ないこと。1回の選挙で約600億円の税金が使用されています。小さな1票ですが民意を示す唯一の方法。この積み重ねが社会を変革することに繋がるかもしれないのです。
22日、核の番人であるIAEA(国際原子力機関)の天野之弥事務局長が逝去されました。唯一の被爆国日本から初めて就任。約10年間、核の平和利用を提唱し核兵器の拡散に断固立ち向かう姿勢を貫きました。
原子力発電は核の平和利用ではありますが、一旦事故が起これば想像を絶する被害が発生します。東京電力は福島第一原子力発電所事故から8年を経て、漸く第二原発の廃炉を決断。福島県の 原発10基全てが廃炉になりますが、処理には40年余を要するとのこと。東京五輪まで1年を切りました。第三建屋の汚染水はコントロールどころか今も漏れ続けています。

【近況】 1日は50回目の抗癌剤治療。完解でも完治でもなく現状維持が目標の治療でした。50回分の副作用に悩まされましたが、効果は得られず病状は進んでいます。心不全のマーカーも増加中。今後の方針については主治医と相談。

夏到来 (牧之原市金丸さん)

烏瓜開花ショー(2019.7.4牧之原市金丸邸にて撮影)

烏瓜開花ショー
藪茗荷の花(2019.7.12牧之原市石雲院にて撮影)

藪茗荷の花
鬼百合(2019.7.12牧之原市金丸邸にて撮影)

鬼百合
風蘭(2019.7.14〜15牧之原市金丸邸にて撮影)

風 蘭
ヘブンリーブルー(2019.7.17牧之原市金丸邸にて撮影)

ヘブンリーブルー


熊蝉の脱け殻

烏瓜初花の開花ショーに立ちあうことができました。一眼レフカメラを取りに行って 沢山撮りましたので、そのうちブログにも載せようかと思っています。
 (E-mail:2019.7.5)

マウスをポイントすると開花直前の画像が表示されます。夏の夜の宴は野の花ブログにてお楽しみ下さい。

個展などでお世話になった和尚さんが昨年亡くなられたものですから合掌して感謝の気持ちを伝えました。ふと見ると、清楚な藪茗荷の花が咲いていました。
 (E-mail:2019.7.13)
鬼百合の花が2つ太陽に照らされて輝いていました。2本の百合が同時に初花を咲かせたことになります。今朝も2つ開花して一気に賑やかになりました。
 (E-mail:2019.7.13)

昨夜懐中電灯を当てて撮ったもの。ストロボを発光させて一眼レフで撮ったものはブログに載せました。今朝はしとしと雨の中で楚々とした感じで咲いていました。
  (E-mail:2019.7.15)

マウスをポイントすると翌朝の風蘭が表示されます。こちらも野の花ブログにてご覧下さい。

ヘブンリーブル―(別名佐喜子朝顔)開花。部屋の中から後ろ姿を撮りました。曇天を吹き払うような嬉しさを味わっています。
  (E-mail:2019.7.18)

桜の木に蔓を伸ばして咲き続ける姿はまるで朝顔の木。今夏も楽しみですね。

烏瓜の葉っぱの裏に熊蝉の脱け殻を見つけました。4p以上。地上2mくらいのところにありました。
  (E-mail:2019.7.29)

マウスをポイントするとニイニイゼミ・油蝉・熊蝉の脱け殻画像が表示されます。

仏師 金丸悦朗作品展」のご案内
 

会 期 令和元年5月29日(水)〜8月31日(土 )
会 場 可睡斎 宝物館
入館時拝観料 500円
連絡先 〒437-0061 静岡県袋井市久能2915-1 ☎ 0538-42-2121(代) http://www.kasuisai.or.jp/

    遺作展や県立美術館県民ギャラリーでの展示会に比べてこじんまりした作品展になりますが、自宅ミニ展示場に
    在る作品のうち不動明王や動物四天王やカルラたちを中心に十数点、羅漢は250体全部を出展。
    7月半ばに作品の入れ替えをしました。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
作品展の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp