2019年12月 1日更新

 
                                                                              黒鉄黐の実(2019.11.23城北公園にて撮影)

銀杏散る幹に残りし黄金色

令和元年も早師走を迎えました。穏やかな日々が続くようにとの思いに反して、大きな自然災害に見舞われた1年でした。北国からは雪の便りも聞こえてきます。被災地の寒さ対策が急務。一日でも早く日常が戻りますように。
令和元年は梅の花で始まり、桜の花で終わりそうです。首相主催の「桜を見る会」の招待者の選択基準や運営方法などが問題となっています。5,000万円余の税金を投入した催事にも関わらず、会計書類や名簿(資料請求直後に廃棄)が保存されていないとは。モリ・カケ問題と同じように有耶無耶になるのでしょうか。この行事は来年度は中止。再開する場合は税金を使用しない方法を考慮すべき。消費税増税を実施し国民には負担を強いているのに、税金の使途について納得できる説明を。
11月20日に安倍首相の内閣総理大臣としての在任期間が憲政史上1位(2887日)となりましたが、驕りや緩みが蔓延。改造内閣発足後1か月間に閣僚が二人も辞任。任命責任は認めながら今回も責任の取り方は示していません。閣僚の失言、文書改竄や破棄などの不祥事についても行政の長として説明を果たす責任があります。
しかし、内閣支持率はそれ程下がってはいません。安倍首相は地球儀を俯瞰するのが目標ということで、精力的に80を超える国々を訪問。外交的には頻繁にトップが交代する国よりは安定感があり国家間の信頼は深まりますが、その分内政がなおざりになっている感は否めません。手綱を引き締め直してほしいと思います。
23日には38年ぶりにローマカトリック教会のフランシスコ教皇が来日され、被爆地長崎と広島でスピーチ。核兵器廃絶へのきっかけとなった「焼き場に立つ少年」の写真には「千の言葉よりも平和の大切さを伝える力がある」と記されています。すべての命を守ることを説き、核廃絶、環境問題、貧困対策などに積極的に取り組まれています。核兵器の所有と使用は倫理に反する、戦争は資源の無駄使い、安全が保障されない限り核エネルギーは使用すべきではない…など、踏み込んだ発言も。信者ではありませんが、世界の指導者たちに教皇の声が届くことを祈ります。

【近況】 11月21日に54回目の抗癌剤治療実施。26日にPTA(シャント血管拡張手術)を予定していましたが、手術前に嘔吐(抗癌剤の副作用なのか寒さの影響なのか原因は不明)。12月5日に再手術。血管は麻酔が効き難く痛みを伴います。

令和元年晩秋 (牧之原市金丸さん)

金丸邸晩秋(2019.11.9牧之原市金丸邸にて撮影)

金丸邸晩秋
白菊(2019.11.9牧之原市金丸邸にて撮影)

白 菊
磯菊(2019.11.12御前崎海岸にて撮影)

磯 菊
御前崎海岸(2019.11.12御前崎海岸にて撮影)

御前崎海岸
冬苺の実(2019.11.25牧之原市金丸邸にて撮影)

冬苺の実

我が家全体が華やかに見えたので撮りました。ピラカンサスの赤、黄花コスモスの黄、佐喜子朝顔(ヘブンリーブル―)の青(緑ではなく青ですが)、信号の色みたいですね。  (E-mail:2019.11.11)

四季折々の景色が広がります。いつも丹精込めて手入れをなさっています。

マーガレットコスモスに囲まれ白菊も咲き始めました。
 (E-mail:2019.11.11)

11日は母の命日でした。清楚な白菊は秋の深まりを感じさせます。

昨日は快晴で暖か。青空と磯菊群落が迎えてくれました。
  (E-mail:2019.11.13)

12日は仏師のご命日。御前崎海岸にて法要。恒例の海岸の清掃も。お疲れ様でした。

3時間以上、主にプラスチックゴミを拾って高台の駐車場に戻り海を見下ろして撮影。青空の下、海は綺麗でした。
  (E-mail:2019.11.13)

後日分別処理。燃えるゴミ袋3個、プラゴミ(プラマーク付きとプラマーク無し別)45L袋4個、ペットボトル1袋。無責任に捨てる人の罪を実感したとのこと。

昨日採った実は雄蕊を取り除いてから冷凍し、ある程度溜まったらジャムにします(雄蕊除去作業が面倒なんですよ)。
 (E-mail:2019.11.26)

宝石みたいなジャムになります。
駿河湾から望む富士(2019.11.16金丸さん撮影)

駿河湾から望む富士
見たかった富士山です。穏やかな日で、波も殆ど無く、かなりくっきりした富士山を見ることが出来ました。
清水港の遊覧船が動き出すと、カモメが集まって来て船の周りを飛び回っていました。船端に止まっていたカモメです。向こうに三保の松原が写っています。
登呂遺跡では再建した昔の田んぼで作った稲が刈り取られ、逆さに吊されていました。古代米でモミが黒っぽかったです。モミの先端部に長いヒゲが付いていて野生種に近く、米の原種に近いものではないかということです。
(E-mail:2019.11.17)                    

吸い込まれそうな空と海。地域の学習会に参加されました。
カモメ(2019.11.16金丸さん撮影)

カモメ

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
作品展の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp