2019年10月 1日更新

 
                                                                                  芙蓉の実(2019.9.22静岡市内にて撮影)

生きることなり蓑虫の揺れ止まず

10月1日から消費税が10%に増税されます。漸く秋めいてきました。味覚の秋の代表である秋刀魚が今年も不漁。海水温の上昇や化学物質による海水の汚染、資源の乱獲などが原因と言われています。農作物にしても少し前までは寒冷地でも栽培できる米や果実の品種改良が進められていましたが、最近では暑さに強い品種が開発されています。生態系が大きく変化し、地球上の生物にも被害が多発。
50年間で北アメリカ全体の野鳥の個体数が30億羽も激減したという研究が発表されました。スズメなど農地や草原に生息する31種。1962年に出版されたレイチェル・カーソン著「沈黙の春」では農薬の危険性を訴え、鳥や虫が支える生態系と自然環境を守ろうという環境保護運動が広がりましたが、地球環境は悪化の一途を辿っています。
日本でも自然と生命の危機を訴えた有吉佐和子著「複合汚染」がベストセラーに。工業廃液や合成洗剤による河川の汚濁、化学肥料と除草剤で土壌は死に、有害物質は食物を介して人体に蓄積され、生まれてくる子供たちまで蝕まれていきました。約30年経った今、原発事故による放射能漏れやプラスチックゴミの問題など激増する化学物質により更に複雑・複合化。状況はもっと悪くなっています。
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん。9月23日には国連気候行動サミットで演説。子供たちの未来を奪わないようにと訴えました。彼女の行動に触発された若者たちのデモは世界中に広がっています。また、スウェーデンの日刊紙「ダーゲンスETC」は気候変動問題は世界的にも長期的にも重要であり、今後化石燃料関連企業の広告掲載を中止すると発表。ライバル社にも呼び掛けています。

9月20日、日本で初のラグビーW杯大会開幕(11月2日まで)。23日、日本は初戦ロシア戦に快勝30:10。25日には釜石鵜住居
(うのすまい)復興スタジアムで2万人を超す犠牲者に黙祷後、フィジー対ウルグアイ戦が行われました。被災から8年半、釜石市民の感激の表情が報道されました。28日には袋井市のエコパスタジアムで優勝候補アイルランド戦に金星19:12。日本中が歓声に湧きました。

【近況】 9月26日に52回目の抗癌剤治療を受けました。今回は治療当日の夜から下痢と吐気が始まり、不眠のまま翌日透析。頭痛と悪寒、発熱(38.0℃)、手脚の痺れや痛みも加わりました。治療法があるだけでも幸いと思い直しています。

(牧之原市金丸さん)

瓢箪の花(2019.9.12牧之原市金丸邸にて撮影)

瓢箪の花
星朝顔(2019.9.12牧之原市金丸邸にて撮影)

星朝顔
蔓穂(2019.9.15牧之原市坂部にて撮影)

蔓 穂
仙人草(2019.9.15牧之原市金丸邸にて撮影)

仙人草
釣鐘人参(2019.9.15牧之原市金丸邸にて撮影)

釣鐘人参
柿の実(2019.9.17牧之原市金丸邸にて撮影)

柿の実

瓢箪の花が開いていました。昨年の画像を見てみるとちょっと違っていました。朝顔の沢山の葉っぱの中ひょろひょろと伸びやっと生きているといった瓢箪で すが、子孫を残そうとする意欲を感じました。
 (E-mail:2019.9.15)

実るでしょうか。

居間の柱近くの星朝顔にやっと初花を見ました。早速 一眼レフカメラでも撮り、ブログの写真を差し替え文も多少変えました。
 (E-mail:2019.9.17)

本当に可愛らしい花ですね。

草刈りを終えて帰宅し、花の名前を「季節の花」の“秋のピンクの花”の所で見つけました。《蔓穂(つるぼ)・ユリ科》でした。
  (E-mail:2019,9.17)

地域の草刈りのご褒美。

仙人草がわが家の西側に並んでいる山茶花の木で咲いていました。今までもその蔓がそこにあるのは知っていましたが、名前も花も知りませんでしたからいつも花を見ないうちに切っていたのです。
 (E-mail:2019.9.17)

草刈り直後に発見。

わが家の釣り鐘人参。やっと開花しました。わが家では絶滅危惧種なので嬉しいです。
  (E-mail:2019.9.17)

お地蔵様も嬉しそうですね。

今年の干し柿用渋柿は2個だけ。梅と同様不作の年で、あれあれ…です。今年は甘柿も不作ですが、その少ない柿が 高い所で色付いた順に鳥(多分烏)に食べられています。
  (E-mail:2019.9.19)

多忙な日々が続いていますので、梅も柿も今年は少し休養をという配慮では?


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログも是非ご覧下さい。

  いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を懇切丁寧な解説と共に再掲載。
作品展の様子はブログでも発信しています。「野の花」「猫通信」は随時掲載予定です。

 http://kanamaru.exblog.jp

袋井市可睡斎にて開催されていた「仏師 金丸悦朗作品展」は終了しました。