残暑お見舞い申し上げます

 

2018年 8月 7日更新

 
                                                                               朝顔(2018.7.26静岡市内にて撮影)

長考の一手を崩す薮蚊かな

8月。炎暑・極暑・厳暑・酷暑・蒸暑・甚暑・熱暑・猛暑・激暑・旱暑・溽暑…など、どんな言葉をもってしても表現できないような今年の暑さ。7月23日には熊谷市で41.1℃を記録。京都では10日間連続38℃超。気象庁は災害に匹敵すると発表。まさに身の危険を感じるほどの暑さが続き、自然の脅威を思い知らされた7月でした。
日本だけでなく世界各地で異常気象が観測され、乾燥による火災や熱中症による犠牲者も相次ぎ、世界気象機関(WMO)は警戒を呼びかけています。
6月末、中東オマーンでは夜間の最低気温が42.6℃に。カナダのケベック州では強い湿気を伴う熱波で高齢者を中心に数十人が死亡し、東部のニューファンドランド島では6月26日に2pの積雪を記録しました。また、北欧でも北部地域で気温33.4℃を記録。7月の平均気温が22℃程度のスウェーデンでも30℃超え。グリーンランドでは氷河が崩壊。北極圏を含む全土で50か所以上の森林火災が発生しました。
7月18日、ロシアのムルマンスクで最高気温32.2℃を記録。韓国でも熱中症などの患者が556人(前年同時期の約2倍)に達し、7人が死亡。日本では西日本地方に記録的な豪雨災害が発生しました。土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ、その後は激しい熱波に見舞われました。被災地では猛暑の中で被災者と共にボランティアの皆さんの懸命な復旧作業が続いています。
今後、自然災害の大型化が懸念されます。防衛費の年間予算は5兆円余。更に国は米主導のイージス・アショア(陸上配備型迎撃ミサイルシステム)に4,664億円もの税金を投入しようとしています。憲法9条を遵守し戦争を放棄すれば防衛費は不要に。自衛隊には災害救助隊としての活動が期待できるのではないでしょうか。九州地方とほぼ同面積の所有者不明土地や耕作放棄地、未活用公有地などに被災者専用住宅を建設し、住宅困窮者が入居できるシステム作りを。小中学校の空調設備も必要です。真夏の夜の夢…でなく、気候変動社会に向けて人命を守るための備えを。


酷暑の中で (牧之原市金丸さん)

ヘブンリーブルー第1号(2018.7.14牧之原市金丸邸にて撮影)

ヘブンリーブル―第1号
烏柄杓(2018.7.17牧之原市金丸邸にて撮影)

烏柄杓
烏瓜の実(2018.7.18牧之原市金丸邸にて撮影)

烏瓜の実
風蘭(2018.7.21牧之原市金丸邸にて撮影)

風 蘭
布袋葵(2018.7.23牧之原市金丸邸にて撮影)

布袋葵
オクラの花(2018.7.26牧之原市金丸邸にて撮影)

オクラの花
昨朝瓢箪の蔓や葉っぱの向こうに 青いものが! 佐喜子朝顔(ヘブンリーブルー)第1号です。
  (E-mail:2018.7.15)

涼しげな色。例年よりかなり早目の開花ですね。

コンポスタをバックに烏柄杓の花が何本か見られ、何だか愉快な気持ちになりました。
 (E-mail:2018.7.18)

蝮草や浦島草などサトイモ科の花はユーモラス。

烏瓜の実、3cmになっているのもあります。
 
 (E-mail:2018.7.19)

間もなく赤く色付きます。夜咲く花はレースのよう。幻想的。

風蘭終りそうです。全体的に茶色くなってきました。その中にあって唯一凜としている花です。
 
 (E-mail:2018.7.22)

植物たちにとってもこの暑さは…。
このところずっと花が無かった布袋葵、昨日は2つ咲いていました。
 
 (E-mail:2018.7.24)

涼しそうですね。繁殖力の強い植物です。
オクラに初花。発蕾には気づいていましたが、開花はもう少し先だと思っていたものですから驚きました。
 
 (E-mail:2018.7.27)

野菜の花の中では群を抜いて美しいと思います。

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログ 是非ご覧下さい。

 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を
懇切丁寧な解説と共に再掲載中です。「野の花」「猫通信」は夏休み。

 http://kanamaru.exblog.jp