2018年3月 1日更新

 

                                              河津桜(2018.2.15.静岡市内にて撮影)

点と線結ぶ白地図春の旅

弥生三月。寒さも漸く一段落。春は杉花粉の季節でも。ご自愛下さい。
2月9日に開幕した平昌冬季五輪は25日に終了。政治的な駆け引きや商業主義が随所に見られましたが、それ以上に選手たちの活躍が光りました。平和でなければ実現できないことを世界中の人々が実感したことでしょう。4年に一度の大会に照準を合わせることは至難の業。自分との闘いでも。最近は国を背負ってという悲壮感は薄れ、競技に集中できるようになったような気がします。自国の選手だけでなく応援し称賛する場面が増え、文字通りスポーツに国境無し。民間外交の力は政治によるそれよりも遥かに強いものだと感じました。9日からパラリンピックが始まります。
もう一つの快挙。中学生棋士藤井聡太6段の快進撃が続いています。朝日杯では羽生善治永世七冠に勝利し、優勝。わずか半年で6段に昇段。今後が楽しみ。

2月10日に石牟礼
(いしむれ)道子さんが死去されました。90歳。不知火(しらぬい)海を舞台に、魚と漁民たちが織りなす豊饒(ほうじょう)な世界を表現。その水俣が突然有機水銀による公害で破壊される不条理を描いた「苦海浄土」は今も読み継がれています。
晩年はパーキンソン病を患い、闘病生活の中で訴え続けた水俣の「無念の思い」は各地の反公害運動にも影響を与えました。日本では稀有な社会性の強い作家として国際的にも高い評価を得ました。患者支援に深く関わった生涯でした。
2月20日には金子兜太
(とうた)さんが死去されました。98歳。有季定型に拘らず「自由な魂のうた」を提唱し、戦後俳句界を牽引。小林一茶と種田山頭火の研究者としても知られましたが、自らは「定住漂白」。生涯精神の自由を追い求めた俳人でした。
代表作「湾曲し火傷
(かしょう)し爆心地のマラソン」「原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ」…など。戦争体験者として反戦を貫きました。

(牧之原市金丸さん)

ノースポール発雷(2018.2.11牧之原市金丸邸にて撮影)

ノースポール発雷
白梅(2018.2.12牧之原市金丸邸にて撮影)

白 梅
西洋たんぽぽ(2018.2.22牧之原市金丸邸にて撮影)

西洋たんぽぽ
たんぽぽ綿毛(2018.2.22牧之原市金丸邸にて撮影)

たんぽぽ
綿毛
永楽椿(2018.2.23牧之原市金丸邸にて撮影)

永楽椿
満開の白梅(2018.2.27牧之原市金丸邸にて撮影)

満開の白梅

ノースポールが芽生えていますが、1本の苗には蕾の基のようなものが見られます。
  (E-mail:2018.2,12)

芽吹きの季節を迎えます。生命のまぶしさ。

裏の白梅が少しずつ見頃になってきました。この程度の雰囲気はいいですねぇ。
 (E-mail:2018.2.13)

余寒の続く中で凛とした姿は見る人を魅了します。

昨日ブログに取り上げた西洋たんぽぽと綿毛です。以前ブログに載せた白花たんぽぽの綿毛と違って一昨日も昨日も綿毛には変化がありませんでした。
               
 (E-mail:2018.2.23)

丸い形を維持。開花期が春の短期間に限られる在来種は希少となり、外来種が席巻。

永楽椿が本格的に咲き始めました。魅力的な形と色に見とれてしまいます。
 
 (E-mail:2018.2.24)

木偏に春。まさに春の使者。
西側の梅2本が最近の暖かさで 一気に見頃になりました。
 
 (E-mail:2018.2.28)

見事。梅の花は晴れても降っても風情がありますね。

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログ 是非ご覧下さい。

 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像をご紹介しています。
ミニ展示場の作品のご紹介は終了しましたが、野の花シリーズに加え「猫通信」もスタート。

 http://kanamaru.exblog.jp