2018年10月 1日更新

 
                                                                                   鵯上戸の花(2018.9.23撮影)

思ひ出の収まりきれぬ露の玉

10月を迎えました。9月も自然災害が続き大きな被害を齎しました。4日、近畿地方に大型台風21号上陸。樹木や家屋の倒壊、車の横転など強風(最大瞬間風速58m超を記録)による被害が続出。また、高潮により関西空港が冠水し封鎖。更に関空への連絡橋にタンカーが衝突し通行不能に。停電と暑さと不安の中で8,000人もの人々が空港内に閉じ込められました。21日にはほぼ復旧。
6日未明には北海道胆振東部地方に震度7(M6.7)の地震発生。広範囲に山崩れ。液状化による被害も拡大。41名が犠牲になりました。ブラックアウト状態に陥り北海道全域が停電に。19日に完全復旧したものの冬季に備えて節電は継続中。そして28日から大型台風24号が日本列島を縦断。被害の拡大が懸念されます。
災害が発生する度に重篤な患者のことを考えます。人工透析患者は32万人余。透析治療には電気と大量の水が必要です。北海道胆振東部地震被災地では停電と断水が続く中で自家発電機を備えた病院にて治療が再開されたとの報道に一安心。緊急時には透析時間も短縮されますし、被災のストレスも加わり心身の負担は極限に達します。懸命に自己管理に努めても1週間が限度。毒素が溜まり尿毒症に至ります。
東日本大震災から7年半が経過。発災時には医療機関や腎友会(友の会)の尽力で全国の医療施設に移動して透析治療が続けられました。災害時には災害拠点病院は一般の透析患者は受け入れ不可。災害時伝言ダイアルサービスを利用して透析クリニックの状況を確認。被災した場合は自力で医療施設を探すことに。また、免れた場合でも道路事情によっては移動手段は徒歩のみ。動くこともままならない患者も多く、課題山積。避難所の問題も含めて対策を見直す必要があります。
災害拠点病院には自家発電機やDMAT(災害派遣医療チーム)が指定要件に加えられました。一般病院にも自家発電設備を義務付けてほしいと思います。救える命を救うために助成制度を設けるなど行政の英断を切望します。
【近況】ベランダの鵯上戸の花。牧之原市の金丸さんに苗を頂いてから5年余。毎年可憐な花と美しい赤い実を見せてくれます。今年は酷暑と強風(台風)の影響で何度も枯れそうになりました。その度に枝を切り詰めることで再生。蔓の先端に蕾を見つけた時には野の花の生命力の強さに感嘆。赤い実に出会える日を楽しみに。

(牧之原市金丸さん)

漆紅葉(2018.9.16牧之原市坂部にて撮影)

漆紅葉
星朝顔(2018.9.18牧之原市金丸邸にて撮影)

星朝顔
釣鐘人参(2018.9.19牧之原市金丸邸にて撮影)

釣鐘人参
お地蔵さんと彼岸花(2018.9.24牧之原市金丸邸にて撮影)

お地蔵さんと彼岸花
露草(2018.9.26牧之原市金丸邸にて撮影)

露 草
干し柿作業(2018.9.28牧之原市金丸邸にて撮影)

干し柿作業

昨朝の草刈りで 紅葉した漆の木を見つけました。この木だけ紅葉していて目立っていました。
   (E-mail:2018.9.17)

間もなく他の草木も。

塊の中に昨朝初めて花を見ました。しかも4個。これから沢山の星朝顔に会えそうです。
   (E-mail:2018.9.19)

可愛らしいですね。
釣鐘人参。沢山の彼岸花に負けずに健気に可愛く咲いてくれています。
 
 (E-mail:2018.9.20)

根は咳止めの漢方薬「沙参(しゃじん)」。葉は山菜「トトキ」 。
居間から撮ったおじそうさんと彼岸花。ブログに載せた時よりも彼岸花が満開状態になりました。
   (
E-mail:2018.9.25)

心が和みます。
露草は終わってしまった所もありますが、まだいっぱい咲いている所もあります。
   (E-mail:2018.9.27)

涼しそうですね。

やっと日に当てることができましたが、1日だけの晴天で、夜には紐を付けたままでまた冷蔵庫に。
 
 (E-mail:2018.9.29)

貴重な秋晴れ。秋の風物詩。


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 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を
懇切丁寧な解説と共に再掲載中です。「野の花」「猫通信」再開。

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