暑中お見舞い申し上げます

 

2016年 8月 1日更新

 




萩揺るる
ざわめき止みて
竹林の
 

 

                                                                                                               木槿(静岡市内にて撮影)

8月を迎えました。全国各地から猛暑日のニュースが聞こえてきます。7日は立秋。周辺では白萩や犬蓼が咲き、蜩や法師蝉も鳴き始めました。しかし、暑さの本番はこれから。熱中症に気を付けて、上手に暑さを乗り切って下さい。
世界中にテロが蔓延。日本も例外ではありません。7月26日未明、相模原市の障害者施設を襲った殺傷事件には体が震えました。自分だけが正しく、反するものは排除するという思想は、オウム教団やISなどの無差別テロ行為に通じるものがあります。容疑者は薬物依存による精神障害で一時入院。退院後のフォローはなく、事件の前兆と思われる不審な言動が再三見られたにも拘わらず対策はとられませんでした。縦割り行政の弊害で犠牲になるのはいつも弱者。遣り切れない思いが募ります。
私は腎不全患者。内部疾患ですが障害者です。私たち透析患者は厳しい自己管理を続けながら、週に3回の血液透析を受けています。健常者と同じ活動はできませんが、できる限り社会と関わり、命と向き合いながら生きています。
40年程前、最初の余命宣告を受け、明日どうなるかわからない日々を送っていた時期がありました。「経済力のある人はお金を、体力のある人は力仕事を、どちらもない人は生きているだけで十分。誰でも人の役に立つことができるんだよ…」。母がよく言っていました。命の尊さは資産の多寡や障害の有無には関係ありません。人にはそれぞれ役割があるのです。成長より成熟へ、共生社会を目指しましょう。

いよいよリオデジャネイロでのオリンピック・パラリンピックが開幕します。ブラジルの経済や治安の悪化に加えてロシアの国家主導のドーピング問題などに揺れましたが、4年に一度のスポーツの祭典。世界中に感動の輪を広げる場に。6日は広島原爆の日。平和の祭典となりますよう。

2016 夏 (牧之原市金丸さん)

ゴーヤの花(2016.7.14牧之原市金丸邸にて撮影)

ゴーヤの花
蝮(2016.7.16牧之原市金丸邸にて撮影)

蝉の抜け殻(2016.7.16牧之原市金丸邸にて撮影)

蝉の抜け殻
足長蜂(2016.7.17牧之原市金丸邸にて撮影)

足長蜂
石見川の実(2016.7.24牧之原市金丸邸にて撮影)

石見川の実
南瓜の花(2016.7.25牧之原市金丸邸にて撮影)

南瓜の花
ゴーヤの雄花3個。その中に風船葛の可愛い花。
  (E-mail:2016.7.15)

ゴーヤだけでなく、風船葛や朝顔のグリーンカーテンが順調に育っているそうです。
池端縁の上にマムシ発見。退治しようと殺虫剤と棒を取りに行きましたが、戻ると既に姿は無く、残念と良かったの気持ちが交錯しました。
  (E-mail:2016.7.17)
2つ並んだ空蝉を発見。2匹目の幼虫が最初の脱け殻を見て「ここなら安全!」と判断したのだろうと推測出来ます。油蝉か熊蝉らしく3cmくらいはありました。
  (E-mail:2016.7.17)

支柱に絡まる朝顔の葉っぱの上で足長蜂が芋虫団子を作っていました。
  (E-mail:2016.7.18)

蝮や毒虫など、自然の中の生活はいつも危険と隣り合わせ。

夕方1時間ばかり草刈りをしました。繁茂した石見川の中に既に色づいた実を発見。
  (E-mail:2016.7.25)

秋の準備が始まっています。

伊予柑周辺を草刈り中に見つけた梔子の木に絡んだ自生西洋かぼちゃの花と蕾と小さな実。
  (E-mail:2016.7.26)

収穫楽しみ。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログ 是非ご覧下さい。

 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を紹介しています。
野の花シリーズも好調。仏師が愛した折々の花たちが癒しを届けてくれます。

 http://kanamaru.exblog.jp