2016年 2月 1日更新

 


冬木の芽


天上を指す

ことごとく
 

                                        

 

                                                                                            
                                                                                              冬の公園(2016.1.21城北公園にて撮影)

富士の雪が消える程の暖冬が続いていましたが、1月半ばに一級寒気団襲来。冬の嵐は奄美大島や沖縄にも雪を降らせ、各地に大きな爪痕を残しました。
異常気象の影響で海洋環境も急変。加えてマイクロプラスチックによる汚染が蔓延。捨てられたレジ袋やペットボトルが粉砕されて海に浮遊。PCBなどを吸着し易くなり、小魚が餌と間違えて食べ、その小魚を魚や動物が食べ、人の体内へ…。負の食物連鎖が拡大しています。このままでは生態系を破壊するだけでなく、海の資源を失うことになります。ゴミを増やし続ける私たちの意識改革も必要ですが、核のゴミを含めて企業には自然(土)に返す処理方法の開発を義務付けてほしいと思います。
資源と言えば、廃棄された冷凍食品の横流し事件が問題になっています。日本は食料自給率39%。世界中から年間約5,800万トンの食品を輸入し、1,940万トンを捨てています(約11兆円)。それは年間5,000万人もの人が生活できる量。世界の食料生産の半分が無駄になっているとの調査もあります。一方で、餓死者や貧困層が増大。日本でも食事をきちんと摂れない子どもたちが増えているという現実も。
経済優先の大量消費時代になって失ったものは大きくなりました。便利さに飛びつく消費者にも非はありますが、何よりも安心・安全を。江戸時代のような循環型社会に戻すことは無理としても、食だけでなく身辺の無駄を見直してみませんか。
また、食の根幹である農業が衰退。高齢化による後継者不足も深刻。静岡市内でも休耕田や耕作放棄地が増え、農地には次々と住宅が建っています。食料自給率を高めるためにも農林水産業で生計を立てることができるような政策を。そんな中、農業高校では女子生徒が半数を占めているとの報道も。一縷の希望を感じました。
厳しい寒さが続きますが間もなく立春。冬木の芽が萌え出す日を待っています。

待 春 (牧之原市金丸さん)

白梅(2016.1.19牧之原市金丸邸にて撮影)

白 梅
白花たんぽぽ(2016.1.20牧之原市金丸邸にて撮影)

白花たんぽぽ
寒の富士(2016.1.24牧之原市にて撮影)

寒の富士
霜柱(2016.1.25牧之原市金丸邸にて撮影)

霜 柱
フリージアの蕾(2016.1.27牧之原市金丸邸にて撮影)

フリージアの蕾
木瓜の花(2016.1.30牧之原市金丸邸にて撮影)

木瓜の花

「もう咲いたかな?」と見に行った裏の白梅が咲いていました。
 (E-mail:2016.1.20)

寒さの中で咲き始める花。凛とした姿に惹かれます。

玄関前の白花たんぽぽ、6個も咲いてました。
 (E-mail:2016.1.21)

清らかですね。暖かくなったら、いただいた種蒔きを。春よ来い、早く来い

今朝は-4℃。夕方の散歩は辛そうなので午後3時頃に。寒そうな富士山がはっきり見えました。防霜ファンも写ってます。
 (E-mail:2016.1.25)

雪化粧復活。

池に初めて結氷。厚みが5mmくらいあって容易には割れなかった程です。近くの霜柱2cmくらいありました。
 (E-mail:2016.1.26)

連日氷点下。

早くも フリージア発蕾です。こういうのを見ると今の寒さも耐えられるような気がします。
 (E-mail:2016.1.28)

ご近所の沈丁花の蕾も膨らんできました。

ボケが一つ咲いていました。毎回のことですが、「あっ、私の花が咲いてるぅ」と思ってしまいました。
 (E-mail:2016.1.31)

音の響きとは違って花は鮮やか。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログ 今年も是非ご覧下さい。

 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を紹介しています。
野の花シリーズも好調。仏師が愛した折々の花たちが癒しを届けてくれます。

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