2015年 9月 1日更新

 




虫しぐれ



草の数ほど
草叢の  

 

                                                                                                         鵯上戸の花(2015.8.30撮影)

今年は高校野球開始100年。97回記念大会は45年ぶりに東海大相模高校が優勝。好ゲームが多く、球児たちの全力投球は暑い夏を更に熱くさせました。戦争で開催できなかった3回を思う時、改めて平和を実感。
そして9月。待望の秋到来。今夏は例年にない炎暑が続き、自然災害が多発。各地に大きな被害をもたらしました。地球温暖化の影響は世界中に及んでいます。
秋は白秋とも言われます。古代中国の五行思想では万物は木・火・土・金・水の五つの元素からできていると考えられています。季節については木は春、火は夏、土はそれぞれの季節の終わり18日間を土用、金は秋、水は冬。また、季節には色も割り振られ、木は青(緑)、火は赤(朱)、土は黄、金は白、水は黒(玄)。
人生の移り変わりを青春・朱夏・白秋・玄冬という言葉で表現。青春とは青葉が繁るようにこれから伸びてゆく若さを、朱夏とは盛夏の太陽のように盛りを、白秋とは実りを待つ秋のように満足と充実の実感を、玄冬とは静かに暮れてゆく自分を見つめる時季を表しています。
秋と言えば、松尾芭蕉の句「石山の いしより白し あきの風」を思い出します。石川県の那谷寺
(なたでら)で詠まれた句。境内にはたくさんの白石があるが、吹き抜ける秋の風はそれより白く清浄に感じられるという意味。暑さに疲れた心身に、秋の白く光った感覚は新鮮に映ります。その感動を歌った詩歌も少なくありません。この石山は紫式部が源氏物語の着想を得たと伝えられている近江の石山寺のことで、白い石山寺硅灰石の上に建立されています。花の寺としても有名。
今夏は体力低下が顕著。集中力が欠如し、認知症の予備軍のような日々が続きました。8月末67歳に。さしづめ、玄冬の入口を彷徨っているところでしょうか。人生の総仕上げの時期を迎えました。気候の急変で体調を崩されませんよう。

新 涼 (牧之原市金丸さん)

クラゲ(2015.8.9沼津港深海水族館にて撮影)

@クラゲ
冷凍シーラカンス(2015.8.9沼津港深海水族館にて撮影)

A冷凍シーラカンス
大王具足虫(2015.8.9沼津港深海水族館にて撮影)

B大王具足虫
アゲハ蝶(2015.8.13牧之原市金丸邸にて撮影)

アゲハ蝶
赤トンボ(2015.8.14牧之原市金丸邸にて撮影)

赤トンボ
カタツムリ(2015.8.16牧之原市金丸邸にて撮影)

カタツムリ
沼津港深海水族館にて。@深海に住む7cmのクラゲたち。動きが何とも可愛らしいものでした。A冷凍シーラカンス(-20℃のガラスケースの中に2匹展示してありました。体長1m以上)。B生きている大王具足虫(ダイオウグソクムシ)30cmくらい。ダンゴムシや《ナウシカの谷》のオームに似ていました。
魚港町特有の匂いがする中にあるこじんまりした建物でした。展示生物もそれ程多くはなかったけれど、展示の仕方に工夫があり楽しく学ぶことが出来ました。

                        
(E-mail:2015.8.9)

高砂百合の終わりそうな花に アゲハが止まっているのが見えました。ある程度近づいたところで ズームを使って撮影。
 (E-mail:2015.8.14)

暑い中必死に生きている夏の蝶。

前日アゲハが居た辺りの藪豆の葉っぱに、昨日は赤とんぼの一種が止まっていました。これもそーっと近づいて撮りました。
 (E-mail:2015.8.15)

秋の使者。歓迎。

アトリエ玄関の表側上部隅で夏眠しているカタツムリです。
 (E-mail:2015.8.17)

カタツムリも暑さに耐え、じっと秋を待っています。


仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログ  好調発信中! 是非ご覧下さい。

 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像を紹介しています。
野の花シリーズもスタート。仏師が愛したお庭の花たちが登場。植物へのやさしい視線が光ります。

 http://kanamaru.exblog.jp


夏休み 2015 (京都市錦織さん)

箱根駒ケ岳(2015.8.6撮影) 箱根駒ケ岳(2015.8.6撮影) 箱根駒ケ岳(2015.8.6撮影) 麻機花火大会(2015.8.8撮影) 麻機花火大会(2015.8.8撮影)
箱根駒ケ岳(2015.8.6撮影) 麻機花火大会(2015.8.8撮影)
8月上旬、夫が夏休みを取り、息子が院試の勉強で帰省していたので、箱根の「駒ヶ岳」に行って来ました。山頂はガスがかかっていることが多く、3度目の登頂でやっと天気に恵まれ、眼下に芦ノ湖の姿がくっきり。そして相模湾、駿河湾、伊豆諸島を見渡すことが出来ました。残念ながら富士山は雲の中でした。火山活動が活発になった大涌谷が近くにあり、硫黄の匂いが駒ヶ岳まで届いていました。帰りに湯本の温泉に浸かってきました。
花火は町内会の夏祭り。今年は町内の役員を引き受け、協賛金のお願いに回ったり、花火やさんとの打ち合わせに参加したり。小さな花火大会ですが、協力いただいた方々のお顔が見え、感動いたしました。
(E-mail:2015..8.25)

ご家族それぞれお忙しい日々が続きます。そういう中でご家族との時間を大切にされていることに感嘆。まさに忙中閑ありですね。また一つ楽しい思い出が加わりました。撮影は息子さん、メールはお母様。