2015年 4月 1日更新

 









4月は別れと出会いの季節。寒暖の差が大きく不安定な天候が続いていましたが、漸く春めいてきました。一進一退を繰り返していた城北公園の桜も一気に見頃を迎えました。三々五々行き交う花見客の姿に平和を実感。
今年は徳川家康没後400年。静岡市内では多くの記念行事が予定されています。花の下、静岡まつりも盛大に行われるようです。
家康は戦国、安土桃山、江戸時代と過酷な時代を生き抜き、駿府を終の棲家と定めました。駿府城公園には家康お手植えの蜜柑の木や徳川家の家紋である二葉葵を栽培している庭もあり、市民の憩いの場となっています。また、国宝・久能山東照宮には東照大権現(家康)が祀られ、鎮座400年の催しが計画されています。
家康は竹千代(幼名)、松平元信(初名)、(松平)元康、(松平)家康、徳川家康…と改名も多く、波瀾万丈の生涯を送りました。あの過酷な時代に75歳(満73歳)の長寿を全うできたことは、人一倍健康に留意していたからと伝えられています。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす」と言われるように、織田信長や豊臣秀吉に仕えながら辛抱強く天下統一の機会を待ちました。1603年に江戸幕府を開き、1867年徳川慶喜の大政奉還まで15代260年余も続く徳川時代の基盤を作りました。冷酷無比と思われる執政もありましたが、洞察力や人心掌握術は不遇な境涯の中で身に付け磨かれたものではないでしょうか。
質実剛健 ・質素倹約を貫いた家康ですが、死後は久能山だけでなく日光にも豪華な東照宮を建立し、神格化されることを望んだということです。

写真は県立静岡高校の山桜(3月26日撮影)。上弦の月が浮かんでいました。

春 爛 漫 (牧之原市金丸さん)

鈴蘭水仙(2015.3.22牧之原市金丸邸にて撮影)

スズラン水仙
通車の花(2015.3.23牧之原市金丸邸にて撮影)

アケビの花
キュウリ草(2015.3.24牧之原市金丸邸にて撮影)

キュウリグサ
躑躅(2015.3.24牧之原市金丸邸にて撮影)

ツツジ
蓮華草と母子草(2015.3.26牧之原市金丸邸にて撮影)

蓮華草と母子草
大根の花と菜の花(2015.3.27牧之原市金丸邸にて撮影)

大根の花と菜の花

すずらん水仙が咲いていました。上を向いて咲いているのもあります。
   (E-mail:2015.3.23)

鈴蘭のような水仙のような、可愛らしい花ですね。

結実はしないものの毎年咲いているアケビの花たち。
   (E-mail:2015.3.24)

アケビは花も実も不思議な形をしていますね。蔓は利尿作用があり、若葉は食用にも。

キュウリグサ開花です。1〜2oの小さな花。拡大鏡で撮りました
    E-mail:2015.3.25)

小さな小さな花。視線のやさしさを感じます。葉をもむと胡瓜の匂いがします。

白木蓮の木の下、石南花の反対側にあるツツジ(三葉躑躅?)開花です。
   (E-mail:2015.3.25)

早くも躑躅開花。青空によく映えて鮮やかですね。

母子草とのコラボです。地面に蓮華畑を作るのも夢じゃないかも…と思い始めました。
   (E-mail:2015.3.27)

自然の中で生まれる思いがけないコラボレーション。あちこちに。

菜の花とのコラボです。大根花畑が出来つつあります。
   (E-mail:2015.3.28)

底抜けに明るい大根の花の白と菜の花の黄色。長閑な日が続きますように。