2014年 5月 1日更新

 

 

 

 



 

                                   メタセコイア 新緑(2014.4.26城北公園にて撮影)

牡丹散りて一期一会の風立ちぬ

新緑の季節を迎えました。4月後半に冬へ逆戻りをしたような日もあり、不安定な天候が続いています。
隣接する城北公園のナンジャモンジャ(ひとつばたご)が咲き始めました。見頃を迎える連休中は花見客で賑わうことでしょう。この公園の一角にメタセコイア(曙杉、櫟檜)の並木があります。葉を落としていた木々に新緑が芽生え、天に向かって伸びています。葉桜となった枝垂れ桜の緑との対比が鮮やか。鯉や亀、鴨などが遊ぶ池を眺めながら過ごす時間は至福。人気のコーナーです。
群馬県の富岡製糸場と絹産業遺産群(田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴)がユネスコの世界遺産に登録されることになりそう。明治時代に海外から導入した技術を高度化し、絹産業発展の礎を築き、日本の近代化を支えた施設。1個の繭から1,500mもの糸がとれるとのこと。化学繊維に押されていますが、貴重な天然繊維として絹織物の需要は増大しています。
4月20日から朝日新聞(朝刊)に夏目漱石の「こころ」の連載が始まりました。大正3年4月20日からちょうど100年。それを記念して100年前と同じ日に配信されています。
「こころ」は何度も読んだ小説ですが、書籍や情報が少なかった時代に毎日の新聞連載小説を心待ちにしていた人々の思いを追体験しているような、新鮮な気持ちで読んでいます。独特な造語や当て字が絶妙。
夏目漱石は知識人として日本の近代化を支えた一人。「則天去私」の境地に達したと言われていますが、この言葉を知ったのも漱石の著書からでした。遠い目標。


 春から初夏へ (牧之原市金丸さん)

草苺の花(2014.4.13牧之原市金丸邸にて撮影)

草苺の花
山つつじ(2014.4.14牧之原市金丸邸にて撮影)

山つつじ
ポピー(2014.4.18牧之原市金丸邸にて撮影)

ポピー
シャクナゲ(2014.4.25牧之原市金丸邸にて撮影)

シャクナゲ
柿の若葉(2014.4.27牧之原市金丸邸にて撮影)

柿の若葉
カタツムリ(2014.4.29牧之原市金丸邸にて撮影)

カタツムリ

今年は最高の草苺群落出現です。
 (E-mail:2014.4.14)


梅、桜、桃などと同じバラ科。五弁の花が可愛らしいですね。

高い所で咲き始めましたから機械置き場の屋根に上って撮りました。
 (E-mail:2014.4.15)


満天星、馬酔木、ブルーベリーもツツジ科。清楚。

昨朝7時、開花途中の様子を初めて見ました。午後に行ってみると帽子は落ちていました。これから沢山咲きそうです。
 (E-mail:2014.4.19)

シャガの群落の向こうに白っぽいシャクナゲ開花。
 (E-mail:2014.4.26)


石楠花もツツジ科。多くの種類があります。

青空をバックに柿の若葉。
 (E-mail:2014.4.28)


新緑の中でも一際鮮やか。遠くからでもすぐにわかりますね。

殻径1p程のカタツムリがお茶っ葉の上で動き始めました。昨夜から雨音に混じって蛙の可愛い鳴き声「ころころころ…」が聞こえ始めました。
 (E-mail:2014.4.30)