2014年 2月 1日更新

 

 

 

 



 

                                            春隣(2014.1.29城北公園にて撮影)

早春の一歩を刻む万歩計

4日は立春。日脚が伸び、日差しが柔らかくなってきました。寒さに耐えてきた木々の堅い芽が心なしか緩んできたように思えます。「春隣」という季語があります。三寒四温を繰り返しながら春に近付いていく日々を表して妙。北国の春を待つ切実な思いとは程遠いものですが、待春の気持ちは募ります。あと少しの辛抱です。
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子ユニットリーダーらによってSTAP細胞「刺激惹起
(じゃっき)性多能性獲得(Stimulus-riggered cquisition of luripotency)」の作製に成功したというニュースが世界を駆け巡りました。iPS細胞 (人工多能性幹細胞)よりも簡易で効率的に作ることができ、遺伝子を傷つけにくいためにがん化の恐れも少ないとのこと。
マウスの脾臓から取り出したリンパ球を弱酸性液に25分間浸して培養。数日後には特有の蛋白質を持った細胞ができ、マウスに皮下移植すると神経や筋肉の細胞に変化。また、受精卵に入れて子宮に戻すと、リンパ球細胞でできた胎児に成長。まだ、生後1週間のマウスの細胞のみの実験ですが、初期化されてどんな組織にでもなれる万能細胞であることが立証されました。
医学研究や再生医療への応用は先のことになりそうですが、生命の神秘を解き明かすことに繋がる快挙。iPS細胞と共に、先の見えない治療を続けている多くの患者にとって希望の光となりますよう。
インフルエンザやノロウィルスが猛威を奮っています。今年は飛散量が少ないとのことですが、杉花粉も出番を待っています。春は困ったものを連れてくる季節でも。手洗いやうがいの励行、人込みを避けるなどの自衛を。ご自愛下さい。


春 の 足 音 (牧之原市金丸さん)

早咲き小梅(2014.1.25牧之原市金丸邸にて撮影)

早咲き小梅
竜の髭の実(2014.1.27牧之原市金丸邸にて撮影)

竜(蛇)の髭の実
タチツボ菫(2014.1.28牧之原市金丸邸にて撮影)

タチツボ菫
地縛り(2014.1.29牧之原市金丸邸にて撮影)

地縛り
椿(2014.1.29牧之原市金丸邸にて撮影)

椿
白梅(2014.1.31牧之原市金丸邸にて撮影)

白 梅

早咲き小梅開花です! 
  (E-mail:2014.1.26)


間もなく白梅も咲き始めますね。

やっと見つけた竜
(蛇)の髭の実。

  (E-mail:2014.1.28)


冬枯れの野に鮮やかな青い実。
葉の様子を「尉
(じょう)の髯」に見立てて命名。ジョウがジャに転訛。

タチツボ菫第1号 
  (E-mail:2014.1.29)


春の到来を感じさせてくれる花。
我が家のベランダの菫は蕾もまだ。

階段登り口の日溜まりに咲いた地縛り第1号
  (E-mail:2014.1.30)


春のキク科植物の先駆け。

寒風・鳥害・虫食い・病原菌を潜り抜けて今年も咲いています。特にこの花(種類)には素朴な強さと素直な色気のようなものを感じます。
  (E-mail:2014.1.30)

裏の白梅も開きました!
  (E-mail:2014.1.31)


四温の陽気に誘われて白梅開花。馥郁とした香が漂っていることでしょう。