小紫の実（2014,9,27城北公園にて撮影）

雨粒も数に加へて実むらさき

9月27日、御嶽山が噴火。紅葉の見頃を迎えた好天の週末。多くの登山者で賑わっていたとのこと。被害が拡大しないことを祈るばかりです。
日本の活火山（休火山や死火山は廃語）は110。そのうち10年以内に活動している火山は有珠山、浅間山、伊豆大島、三宅島、硫黄島、阿蘇山、霧島山、桜島…など13。地下に溜まっているマグマや水蒸気がいつ噴出するかわからないとのこと。地震もしかり。人知の及ばない天災や想定外の事故は起こり得ます。そのような日本に原発は不要。これ以上危険因子を増やさないでほしいと切実に思います。
広島の土砂災害の記憶も冷めやらぬ間に次々と災害が発生。地球温暖化によりその規模が拡大し、ますます加速されるという シミュレーションが報道されています。自然は危険と隣り合わせ。何より森羅万象への畏敬の念を忘れずに。
また、アフリカで猛威を奮っているエボラ出血熱や日本でも見つかったデング熱などによる感染が広がっています。地球が狭くなり、人や物の往来が頻繁になったことも要因の一つですが、温暖化も影響しているようです。更に、どの抗生物質も無効な多剤耐性菌も増えています。かつては突然変異と考えられていたのですが、抗生物質の不用意な使用が原因。インフルエンザの季節を迎えます。風邪がウィルスによるものか否かで治療も処方も異なってきます。初期診断のミスを防ぐことが大切。
明るい話題も。テニスの錦織圭選手。全米オープン大会準優勝。日本人としては初めての快挙を達成。今後は追われる立場になりますが、活躍と成長を楽しみに。野球やサッカーに加えて、水泳、陸上、体操競技などでも世界の頂点に立とうとする選手が育ってきています。鍛錬を続けることで夢の実現に繋げて下さい。