残暑お見舞い申し上げます

 

2013年 8月 7日更新

     

   





舞ひ立ちぬ



風止みてより
 
 

                                                     

                                                                                                                        鷺草(2013.7.30撮影)                                                  

酷暑お見舞い申し上げます。熱中症に留意され上手に暑さを乗り切って下さい。
7月21日に23回参議院選挙が実施されました。予想通り自民党が圧勝。衆参のねじれが解消されたという勝利の弁が聞かれましたが、投票率52.61%。国民の約半分は棄権。これでは民意が反映されたとはとても言えません。
参議院は「日本国憲法における国会両院の一つで、国会審議を慎重にする機能を担い、衆議院の解散中に緊急の必要が生じたとき、国会の機能を代行する。権限は衆議院に劣るが、解散制度はない。」と広辞苑には記されています。
良識の府、再考の府などとも言われています。そういう意味では参議院は政党に属さない議員で構成するべき。そうでないとチェック機能が働かず、参議院の存在意義がなくなります。現に参議院不要論も浮上しています。
また、今回も1票の格差(最大約5倍)が問題になりました。憲法違反の判決も出ているのに定数是正は腰砕けのまま。議員の意識改革が急務。ネット選挙は未成熟。文化を育てることの必要性を感じました。

今回は牧之原市金丸さんの夏景色、静岡市山口さんの千枚岳の高山植物、をご紹介します。涼風を 感じていただければ幸いです。
朝顔第1号(2013.7.30撮影)
春以来気候不順が続き、三度目の種蒔きで漸く成長。葉も茎も蔓も弱々しく花も小さめですが、暫くの間楽しませてくれそうです。
待望の鷺草は7月28日初花。31日には7輪目が開花。わずかな風を捉えて優雅に舞っています。

朝顔(2013.7.30撮影)


夏 便 り (牧之原市金丸さん)
烏瓜の花(2013.7.15牧之原市金丸邸にて撮影)

烏瓜の花
風蘭(2013.7.19牧之原市金丸邸にて撮影)

風 蘭
佐喜子朝顔(2013.7.22牧之原市金丸邸にて撮影)
へブンリーブルー
(別名 佐喜子朝顔)
脱皮したての蝉(2013.7.22牧之原市金丸邸にて撮影)

脱皮したての蝉
トンボの抜け殻(2013.7.22牧之原市金丸邸にて撮影)

トンボの抜け殻
花火(2013.7.26牧之原市静波海岸にて撮影)

花 火
烏瓜の開花の過程を記録。
   (E-mail:2013.7.16)

咲き始めから開花まで30分強。
真夏の夜の開花ショーを密着取材。連続写真の中の1枚。
20年ほど前に柿の木に着床させた風蘭。当時の2倍程に。透明感があり、幻想的で高貴な感じがします。心が清められるような気がします。
    (E-mail:2013.7.20)
もう本格的な開花期に入ったのでしょうか。例年より1ヶ月くらい早いように思われます。短日処理作業が効を奏したということでしょうか?
    (E-mail:2013.7.23)
脱皮したての蝉は脱け殻に掴まったまま羽を乾かしますが…。よく見ると茗荷の葉の裏に。低い所なので脱け殻に掴まっている訳にはいかなかったのでしょう。                     (E-mai:2013.7.23)
鬼百合の葉にトンボの脱け殻が。昨年の脱皮直後の鬼やんまを思い出しました。今回は少し小さめなので シオカラ(ムギワラ)トンボかも。
    (E-mail:2013.7.23)
写真を撮るタイミングが難しく思うようなものは撮れませんでしたが…。
  (E-mai:2013..7.27)

静波海岸で開催された花火大会。
金丸さんは被写体をよく観察されています。生き物に対する優しい視線を感じます。烏瓜の花は開花ドキュメント記録の中から、風蘭も多くの画像の中から選ばせていただきました。
なお、脱皮したての蝉をポイントすると蝉の抜け殻の画像が、花火をポイントすると他のショットが表示されます。

夏 山 便 り (静岡市山口さん)
イワカガミ(2013.7.2千枚岳にて撮影)

イワカガミ
千枚岳全景(2013.7.2千枚岳にて撮影)

千枚岳
ゴゼンタチバナ(2013.7.2千枚岳にて撮影)

ゴゼンタチバナ
キバナコマノツメ(2013.7.2千枚岳にて撮影)

キバナコマノツメ
ミヤマキンバイ(2013.7.2千枚岳にて撮影)

ミヤマキンバイ
イワベンケイ(2013.7.2千枚岳にて撮影)

イワベンケイ
ハクサンイチゲ(2013.7.2千枚岳にて撮影)

ハクサンイチゲ
7月1〜2日、ブナの会(昔の教員仲間です)のメンバーと千枚岳(2,880m)に登ってきました。4人の屈強な男性にシルバーグループが守られ安心感抜群。しかし、2日目は空気の薄さか、前日の疲れか足が重い。でも、高山植物や雪渓を眺めながらの登山は最高でした。天気は曇ったり晴れたりでしたが素晴らしい経験をしてきましたよ。  (E-mai:2013..7.29)
山口さんは実験教室のメンバー。夏休みは実験教室活動のピーク。超多忙な日程をこなしながら、登山や国内外への旅を楽しまれています。