2012年11月 3日更新

 

 

 

 

 

 

                                                   イシミカワの実

天命を信じて紫蘇のこぼれ種

11月を迎えました。富士山が雪化粧。急に季節が進んできました。気候の急変で体調管理が難しくなっています。呉々もご自愛下さいますよう。
10月8日、京都大学の山中伸弥教授と英ケンブリッジ大学名誉教授のジョン・ガードン博士がノーベル医学生理学賞を受賞されました。
山中教授
は常識にとらわれない大胆な手法で生命化学の新たなスタートを切りました。2006年、山中教授の部屋に飛び込んできた研究員の高橋和利さん(現・京大講師)の手には、細胞の塊が盛り上がっ た実験皿が…。世界で初めてiPS細胞(人工多能性幹細胞、Induced pluripotent stem cell)が誕生した瞬間。
中山教授は外科医を目指していたのですが、手術が下手で医師仲間から「ジャマナカ」 と呼ばれていたそうです。研究生活に入ってからも何度も挫折を経験。9の失敗があって初めて1つの成功を得ることができ、挫折こそ万能の父と述べています。
iPS細胞など幹細胞を使う再生医療の研究は急速に進んでいます。iPS細胞は、受精卵を壊して作るES細胞(胚性幹細胞 、Embryonic stem cell)とは違って倫理的な問題は少ないのですが、臨床応用に向けてがん化の懸念など安全面や倫理面の問題を解決するシステムづくりが課題です。
難病で治療を続けている人たちにとって再生医療の進化は希望に繋がります。間もなく網膜への臨床応用が開始されるようです。網膜変性症や加齢黄班変性症などで不安を抱えている患者さんにとっては朗報。
国は安全基準づくりなどの検討を促しています。必要であれば薬事法改正も求めていくとのことです。慎重に進めてほしいと思います。


秋 た け な わ (牧之原市金丸さん)

ウィンターコスモス(2012.10.25牧之原市金丸邸にて撮影)

ウィンターコスモス
七変化(2012.10.27牧之原市金丸邸にて撮影)

七変化(ランタナ)
山茶花(2012.10.31牧之原市金丸邸にて撮影)

山茶花
小菊(2012.11.1牧之原市金丸邸にて撮影)

小菊
薬師草(2012.111.2牧之原市金丸邸にて撮影)

薬師草
かなり咲いてきたウィンターコスモス。
        (E-mail:2012.10.26)

晩秋から初冬にかけて黄色い花が増えてきます。
昨朝、目を奪われて…。 (E-mail:2012.10.28)

一本の茎から色とりどりの花を咲かせます。実も緑、青、黒と変化。まさに七変化。
山茶花が咲いてました! (E-mail:2012.11.1)

「さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき…」童謡を思い出します。
私の好きな小菊が咲き始めました。
        (E-mail:2012.11.2)

大輪の菊も素敵ですが、寂しくなる庭に潤いをもたらしてくれる花ですね。
薬師草第1号。
        (E-mail:2012.11.3)

「仏師 金丸悦朗 遺作展」の終了を見届けてから咲き始めたよう。