2011年7月7日更新


暑中お見舞い申し上げます

 

 

 


 

                       2011年 盛夏

思ひ出やくるくるまはる夏帽子

今日は七夕。生憎の雨ですが、2週間も続いていた真夏日が途切れそうです。
早めの夏と共に朗報。6月24日小笠原諸島が世界自然遺産に、26日には平泉(中尊寺・毛越寺・金鶏山等)が世界文化遺産へ登録されました。今も海路でしか訪れることができない小笠原諸島には悠久の時間が流れ、被災地平泉は震災復興のシンボルに。
東日本大震災から4ヶ月が経とうとしています。復興にはまだまだ時間を要しそうですが、被災した方々の努力が復旧への大きな力に繋がっているようです。
5日、その被災地の努力に水を差す出来事が起こりました。6月27日に就任した復興担当大臣。本格復興へという矢先に放言 (暴言)で辞任。在任僅か9日。何もしないどころか復興の足枷になっただけ。
一方、福島原発事故。収束は現場の必死の取り組みにもかかわらず霧の中。ホットスポットと呼ばれる放射能汚染が拡大。そんな中、玄海原発の運転再開を容認する方針が示されました。一旦安全宣言を出した国は、直前になって運転再開はストレステストを行ってからと指示を変更。地元は転々とする国の方針に翻弄され続けています。まず統一見解を。ドイツやイタリアの例もあります。脱原発に向けての勇気を。
7月1日、夏の電力供給不足を防ぐために「電力使用制限令 (契約電力500kw以上の大規模企業対象)」が発動されました。目標値は毎月15%削減。操業曜日を変更したり、出勤時間を工夫したり…各事業所が知恵を結集して難関を乗り切ろうとしています。一般家庭でも節電の輪が広がっています。多少の不便はありますが、スローライフから得るものは大きいと思います。
酷暑となりそうです。熱中症にご留意され上手に暑さを乗り切って下さい。


牧之原市金丸邸夏便 り
秋桜(2011.6.25牧之原市金丸邸にて撮影)

秋 桜
黄揚羽の幼虫(2011.7.1牧之原市金丸邸にて撮影)

黄揚羽蝶の幼虫
朝顔の蕾(2011.7.3牧之原市金丸邸にて撮影)

朝顔の蕾
グラジオラス(2011.7.3牧之原市金丸邸にて撮影)

グラジオラス
露草(2011.7.4牧之原市金丸邸にて撮影)

露 草
他の草たちの中に早くも小さなコスモス!
     
(E-mail:2011.6.26)

異常気象が続いていますが、植物たちは健気に生きています。早くも小さな秋見つけた。
アガパンサスの茎の間に動くものが…。根三つ葉の葉っぱを食べている黄アゲハの幼虫でした! (E-mail:2011.7.2)

時ならぬ暑さに蝶の幼虫も必死。
見て下さい! 実生佐喜子朝顔に早くも蕾です! まだ20pを超えたくらいなのに命の危機を感じてか早くも蕾を作っています。健気さにぐっときます。
          (E-mail:2011.7.4)

生命のバトンタッチ!
グラジオラス開花です!   (E-mail:2011.7.4)

背景の紫陽花とのコラボレーションが素敵。グラジオラスはラテン語の「gladium(剣、小刀)」から。葉先が尖っています。
日陰で涼しそうに咲いている露草。
          (E-mail:2011.7.5)

別名:蛍草(ほたるぐさ)、藍花(あいばな)、青花(あおばな)、鴨頭草・月草(つきくさ)、縹草(はなだぐさ)、帽子花(ぼうしばな)…。季題は秋。