さりげなく脇役演ず花楓
5月を迎えました。新緑が輝いています。
東日本大震災から早50日が経ちました。4月30日現在、死者14,662人、行方不明者11,019人。今も127,076名もの人が避難生活を余儀なくされています。
福島原発の事故はチェルノブイリの事故と同じレベル7に。懸命に事故の処理が続けられていますが、放射能漏れも深刻で収束には時間を要しそうです。原発30q圏内の住民は待機・避難など苛酷な選択を迫られています。
地震国に住む私たち一人ひとりの問題として、災害に強い都市づくりに向けて英知の結集を。原子力に依存してきた意識の転換が必要では? 節電・節水の努力を続けながら代替エネルギーについても真剣な検討を。
新聞に掲載された瓦礫の中の一輪の桜。希望を感じました。未曽有の災害の中から、少しずつ復興の兆しが見え始めました。日々報道を見聞するごとに、東北地方の人々の強靭な精神力や忍耐力に感服しています。一日も早い復興をお祈りします。
気持ちの良い季節ですが、油断大敵。体調管理にご留意下さいますよう。 |