2011年5月1日更新

 

 

 

 

 




                    
        新緑(2011.4.29城北公園にて撮影)

さりげなく脇役演ず花楓

5月を迎えました。新緑が輝いています。
東日本大震災から早50日が経ちました。4月30日現在、死者14,662人、行方不明者11,019人。今も127,076名もの人が避難生活を余儀なくされています。
福島原発の事故はチェルノブイリの事故と同じレベル7に。懸命に事故の処理が続けられていますが、放射能漏れも深刻で収束には時間を要しそうです。原発30q圏内の住民は待機・避難など苛酷な選択を迫られています。
地震国に住む私たち一人ひとりの問題として、災害に強い都市づくりに向けて英知の結集を。原子力に依存してきた意識の転換が必要では? 節電・節水の努力を続けながら代替エネルギーについても真剣な検討を。
新聞に掲載された瓦礫の中の一輪の桜。希望を感じました。未曽有の災害の中から、少しずつ復興の兆しが見え始めました。日々報道を見聞するごとに、東北地方の人々の強靭な精神力や忍耐力に感服しています。一日も早い復興をお祈りします。
気持ちの良い季節ですが、油断大敵。体調管理にご留意下さいますよう。

    城北公園のナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)が
    咲き始めました。50本余の木が一斉に開花。
    公園は季節外れの雪が積もったようになります。
    新緑の中の真っ白な花は桜のお花見とは違った
    趣があります。連休は花見客で賑わうことでしょう。

ナンジャモンジャ(2011.4.29静岡市城北公園にて撮影)


初 夏 便 り
福島県鶴ヶ城 牧之原市
鶴ヶ城天守閣と桜(2011.4.24鶴ヶ城にて撮影)

鶴ヶ城天守閣と桜
鶴ヶ城の桜(2011.4.24鶴ヶ城にて撮影)
鶴ヶ城の桜
お茶の新芽(2011.4.28牧之原市にて撮影)

茶の新芽
牧之原の茶畑(2011.4.28牧之原市にて撮影)
牧之原茶畑
揚羽蝶の羽化(2011.4.30牧之原市金丸邸にて撮影)

揚羽蝶羽化
(ポイントすると蛹の
画像が表示されます)
昨日TVで「風評で人が集まらない」…。行ってみようと即決。昨日は雨が降り続きましたが今日は一転してお花見日和。福島まで行ってきました。天守閣から見る花を上から覗いた様子も絶景でした。高萩はこれから八重桜の季節です。 (E-mail:2011.4.24)

高萩市の原さんから鶴ヶ城の桜の画像が届きました。高萩も被災。まだ余震が続いています。
今年は霜害もなく、茶摘みの時期が無事に終わり、お茶刈りが始まりました。  (E-mail:2011.4.29)

新茶の季節。金丸さんから牧之原の茶畑の写真が届きました。昨年は凍害で大きな被害を受けましたが、今年は順調に。牧之原は新茶の香りに包まれています。
4月13日に見つけた蝶の蛹。昨朝7時半には蛹でしたが、9時20分に脱皮完了。11時27分に羽を開き、2時間後に飛び立ちました。
             (E-mail:2011.5.1)

羽化、巣立ちを見届けた金丸さん。