初夢の我飛び跳ねてゐたりけり
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 まさに「苛政は虎よりも猛し」の2010年を送り、2011年を迎えました。今年こそ明るく穏やかな一年となりますよう。 今年は卯の年。卯は『史記』によると茂(ぼう、しげるの意)、『漢書』によると冒(ぼう、おおうの意)で、草木が地面を蔽うようになった状態を表し、後に覚え易くするために繁殖力の強い兎が割り当てられたとのこと。兎は敏捷な動物。ホップ・ステップ・ジャンプ。ぴょんぴょん跳ねて不景気風を一掃してくれることを祈りましょう。
昨年は子供や高齢者への虐待、高齢者の行方不明など、痛ましい事件が多発しました。個人主義の結果がもたらした無縁社会。今、「住み開き」という現象が広がっています。行政に任せるのではなく、民間でできることは民間で。人と人との繋がりは時として面倒や煩わしさを伴うものですが、地域の一員であることを認識することも大切です。それぞれの形で一歩踏み出しましょう。 無縁社会とは無縁に…戦後の日本を支えてきた高齢者、これからの日本を支えていく若者や子供たちが安心して暮すことができる世の中であってほしいと切に願います。勿論一人ひとりの自助努力が必要ですが政治の責任でも。
抗癌剤治療も血液透析治療も4年目。12月14日に21回目の化学療法を実施。副作用のトンネルの中で越年。透析は年末31日まで、新年は3日から開始。また、右手・左手血管・右目…の手術が待っています。一日一日を大切に療養に専心します。 |