2009年 2月 4日更新

   
 













 
 
2月4日は立春。暦の上では春。今冬は晴天が多く見事な富士を眺望できました。

先日、191文字が常用漢字に追加されることになったという報道がありました。都道府県名に使用されている茨・媛・岡・熊・埼・栃・奈・梨・阪・阜…や、身体に関する顎・咽喉・潰瘍・股・腫・尻・腎・脊・腺・唾・爪・瞳・眉・膝・肘…も入っていなかったのには驚き。
最近はパソコンや電子辞書の普及によって辞書を引くことができない若者もいるとのこと。広辞苑・大辞林・大辞泉・古語辞典・字統・字訓・康煕字典…など、私の周辺にも沢山の辞書がありますが、その重さに難儀し専ら電子辞書を使用しています。簡単に変換されるようになって読めても書けない文字が増えてきました。便利の裏返しの大いなる功罪。

1月半ば、突然透析用シャント(動脈と静脈とを繋いだ回路)が閉塞し緊急入院。新しいシャントが使用できるまでカテーテルにて透析。血圧の急降下、抗癌剤治療による化学物質の蓄積、血液濃度の変化、血管の圧迫…など、原因は様々。今回は抗癌剤治療の副作用も加わってWパンチ。慌しい1週間でした。
血液内科の主治医が兵庫県(出身地、単身赴任)の病院へ転勤。信頼関係が心地良く、治療も順調に進んでいたこともあって、本当に残念。後任の医師とのコミュニケーションが整うまで不安も。春は出会いと別れの季節でもあります。

まだまだ寒さが続きそうです。インフルエンザが不穏な動きを見せています。呉々もご留意下さいますよう。

早 春 賦

蟷螂の卵塊(2009.1.21金丸邸にて撮影)

綻び始めた白梅(2009.1.31金丸邸にて撮影) たちつぼすみれ(2009.2.3金丸邸にて撮影) 蕪の芽生え(2009.2.3金丸邸にて撮影)
七草を送ってから残っていた蕪の種を蒔いておきましたら、芽を出してくれました!上部に写っているのが七草と同期、手前に写っているのが第二次の蕪。七草同期には蕪らしい丸みが見えてきていますが、まだ膨らんでいないものもあります。
                           
(E-mail:2009.2.1)

  緑濃し友の育てし若菜かな
今年は金丸さんが育てて下さった贅沢な七草粥を頂きました。

春を待つ蟷螂の卵塊

綻び始めた白梅 たちつぼすみれ 蕪の芽生え
牧之原の金丸邸で見つけた小さな春。植物も動物も着々と春の準備を進めています。