2009年 1月 1日更新
息災の祈りあふるる初便り
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。暗い社会情勢を案じながら2009年を迎えました。今年こそ明るい年となりますようお祈りいたします。以前は「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く」と言われましたが、今はアメリカ発の不況の嵐はあっという間に世界中に蔓延。円高が更に進み、1ドル90円台に。世界を相手に経営を続けてきた企業は軒並み収益の下方修正を余儀なくされています。昨年暮の厚労省の調査では、85,000人余の非正規労働者や正社員がリストラ に遭遇。また、新卒の就職内定取り消しも。馘首と共に住居まで追われ、この寒空に路頭に迷う人々も多く、早急な対策が必要になっています。官民にて様々な支援がなされていますが、契約社員や派遣社員などという雇用形態そのものが行政の失策。従業員を使い捨てにしてきた企業の論理と倫理が露呈したことも事実です。社員あっての企業。従業員を資産と考えている事業所がどれだけ存在するでしょうか。若い人たちが将来設計を立てられるような社会にしてほしいと切に願います。 年末は30日、新年は2日から透析治療。15日に8回目の抗癌剤治療を予定しています。今年も治療の日々が続きます。牛歩の如く焦らず慌てずゆっくりと、 諦めずに回復を目指します。一日一日を大切に過ごしたいと思っています。
春 に 向 か っ て
白木蓮