2007年 4月 1日更新

大御所の懐深し山桜

変則的な冬を送り、本格的な春の到来。全国で最も早く開花する予定だった桜は寒の戻りで順位を東京に譲りました。漸く本来の開花時期を迎えて輝いています。
今年は徳川家康公が駿府城に入城してから400年ということで、静岡市では「大御所四百年祭」なる催しが開幕。1年間に亘って様々なイベントが予定されています。スタートを飾るのが「しずおか祭(3月30日〜4月1日)」。例年にない歴史絵巻が繰り広げられています。
大御所と言えば家康公のこと。駿府公園(駿府城址)には大御所お手植えの蜜柑の木があり、今も香り豊かな花を咲かせ、実を結んでいます。静岡市は家康公の功績を学び「品格ある賑わいに満ちた都市」を目指しているそうですが…。統一地方選挙真最中です。

3月27日に大澤豊監督の「日本の青空」という映画を鑑賞。平和憲法の草案者である鈴木安蔵(元静大教授)の生涯を描いた自主製作映画で、憲法改悪に反対する立場から作られた作品。政治的な色合いは思っていたよりも淡白。フリーターの若者の目を通して物語が進展していく手法に感心。若い人たちに観てほしいと思いました。全国巡回。下記のURLで上映日程や映画の紹介をしています。
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/

先日亡くなられた作家の城山三郎さんが「戦争で得たものは憲法だけだ」と述べていたという記事を読みました。平和憲法は日本の良心。


3月31日をもって自治会長役任期満了。3月は団地入居者の葬儀を営み、集会・決算書作成・引継……目まぐるしい1ヶ月間でした。やっと解放されました。
今後は療養に専念。一日一日を大切に過ごしたいと思っています。