2007年 3月 6日更新

さみしさに慣れ春蘭のうすみどり

春 便 り

今日は二十四節気の啓蟄。冬籠りをしていた虫たちが土の中から大地に這い出す日と言われています。今年は暖冬の影響で、全ての生き物に異変が起きているようです。

高萩市の原さんから
茨城県高萩市では啓蟄まで待ちきれず、2月13日にトノサマガエルが顔を出したとのこと。
「まだ寝ぼけているのでしょうか。地面の色を読み違えているようです。近くの蕗の薹もふくらんで、もう一回ご馳走になりましたよ」との報告をいただきました。

トノサマカエル(2007.2.13高萩市にて撮影)

トノサマガエル

貝母(2007.2.27望月邸にて撮影)

貝 母

一方こちらは静岡市内望月邸。
2月16日に貝母の蕾が開き始め、23日には前日の雨で雨後の筍のように伸び、開花したと連絡をいただき、27日に伺いました。昨年会えなかった貝母。やっと対面することができました。
まだ2月というのに、牡丹の蕾がふくらみ、春の陽を浴びて輝いていました。

春爛漫。

牡丹の蕾(2007.2.27望月邸にて撮影)

牡丹の蕾

貝母(ばいも):中国原産のユリ科の多年草。葉は細長く先端は巻鬚(ひげ)状に伸びる。3〜4月頃、葉腋に淡緑黄色の釣鐘形の花をつける。鱗茎を乾燥し煎じて咳止・止血・解熱剤として利用されている。別名編笠百合(あみがさゆり)・ハハクリ。