2007年 2月 1日更新

梅二月いとやはらかき筆づかひ

冬景色が死語となりそうな暖冬となりました。自然マップが大幅に変更されています。落葉樹が葉を付けたまま越冬している現象を見ましたし、京都では平年より56日も早く日本蒲公英が咲いたそうです。札幌に漸く雪が積ったとのメールが1月10日に届きました。仙台の友人も暖かいお正月だったと知らせてくれました。雪国では雪不足のためにスキー場や雪祭りなどのイベントができないところも。
昨年暮、通院している病院(病棟)でノロウィルスによる集団感染が発生。宮崎県や岡山県では鳥インフルエンザに感染した鶏が大量に死亡。暖冬の影響によってウィルスが活動し易くなっていると言われています。突然変異によって全く別のウィルスが発生することが多く、ワクチンが間に合わないという深刻な問題も起こっています。
暖冬はエルニーニョ現象が一因ということですが、一連の異常気象を含めて地球温暖化の影響は否めません。地球環境を回復するためにできることから始めませんか。
新しい首相が誕生してから半年も経たないのに、閣僚の不祥事が続出。更に、安全を無視した食品を製造販売した不二家事件、新たな耐震強度偽装事件、大手証券会社の粉飾決算等々、このところの新聞はお詫び記事ばかり。暖冬の影響で判断力が鈍った…では済まされない問題です。美しい日本はどんどん遠くなります。
さて、2月。4日は立春。自治会長任期満了まで後2ヶ月。解放される日を楽しみに。