2006年 9月15日更新

爽やかや新訳「星の王子さま」

4月から書道を習い始めました。若い頃からきちんと勉強したいと思っていたことの一つです。何でも基本が大切。楷書から教えていただいていますが、「かな」にじっくりと取り組みたいと思っています。自作の句を書けるように、というのが当面の目標です。
ライフワークである俳句と共に打ち込める対象ができました。自分を磨くことは免疫力を高めることにも繋がります。心身に負荷をかけることは極力避け、居心地の良い時間を増やしていきたいと思っています。
今夏、また一つ病名が増えました。「IgD型多発性骨髄腫(血液癌)」。治療法は多くの選択肢の中から患者自身が決定します。最終的には骨髄移植ということになりますが、私の場合はいくつかの条件に達した時点で抗癌剤投与の治療が開始されます。幸い、早めに発見されたこと、進行が遅い病気であることなど、今後の生き方についても考える時間をいただきました。何を優先させるかが課題。まずは体力の回復に努めます。
暑さの疲れが出る頃。お元気でお過ごし下さい。
 

井出道子 画
友人の井出さんからいただいたお手紙(巻紙)の中で、素敵な露草に出会いました。

露草は秋の季題。月光を浴びて咲くことから月草または鴨跖草
(つきくさ)、蛍の光に見立てて蛍草、帽子花・藍花・青花など、風雅な名前で呼ばれています。若葉は食用。乾燥して利尿剤としても用いられています。
鮮やかな青色は露草の精が創り出している色かもしれません。間もなく、秋空を綺麗に染めてくれるような気がします。