2006年 5月 6日更新

夕暮れて近しくなりぬ白牡丹

5月を迎えました。6日は立夏。暦の上では夏となります。薫風、青嵐という季語がありますが、新緑の中を吹き抜ける風が心地よい季節です。
4月半ば、 市内在住のM.望月さんから、牡丹のお花見会へのお誘いをいただいていたのですが、漸く双方の日程が整い、22日(土)午後、望月邸にて牡丹鑑賞会を催す運びとなりました。半開きになった玄関脇には「牡丹が見頃を迎えました。ご自由にご覧下さい。」という張り紙が。主の心意気のようなものが伝わってきました。当日は華道のお稽古日でもあり、お花の先生とお弟子さんたちも加わってお茶とお菓子をご馳走になりながら、花も話も堪能。貴重な時間をいただきました。
白・薄紅・真紅・牡丹色の花が鮮やかさを競い合っていました。この後、黄色い牡丹も開花したとの連絡をいただきました。芍薬も出番を待っています。
牡丹は中国西北部に自生し、中国を代表する花。花王・花神・富貴花などとも言われ、女王の名に相応しく豪華絢爛。季題は夏。根は薬用として用いられています。

隣接する城北公園の初夏の風物詩、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)が見頃を迎えました。まるで季節外れの雪が積もったよう。百花繚乱の季節を迎えました 。

花水木は静岡市の木です。市花は立葵、市鳥は翡翠。
花水木も花を添えて

花にも負けず