2006年12月11日更新

 

秋の日の沸点までの間合ひかな

11月7日は立冬。強風は吹き荒れましたが暖かい冬の入りとなりました。久しぶりに姿を見せた富士は一気に雪化粧。雪煙が舞い上がり秀麗。初冠雪が10月7日でしたので、ちょうど一月で見事に変身しました。これから富士の美しい季節を迎えます。
気が滅入るような暗い事件が続発しています。中でも、慢性腎炎の治療を続けている立場から、愛媛県宇和島徳洲会病院で起きた臓器売買事件や病気腎移植の報道には衝撃を受けています。一日 でも長く生きたいという気持ちは理解できますが、法に抵触する形で生命を繋ぐことは望ましいこととは思えません。臓器の売買をすることは生命を売買すること。しかも、生命を守るべき医療の現場でなされていたという事実に背筋が寒くなりました。生命の尊厳が軽視されています。
私自身、治療中の慢性腎炎は腎移植、多発性骨髄腫は骨髄移植が最終的な治療法と言われていますので、臓器移植の問題については関心を持っています。ただ、個人的には無理な延命はしないで、できれば自然に任せたいと考えています。現状を把握して精一杯生きていくことが基本です。
10月下旬に団地で大きな出来事があり、体調を崩しました。漸く平静に戻りましたが、平穏な日々が続いてほしいと祈るような気持ちで過ごしています。11、12月の週末は町内と団地の行事が満載。健康管理が課題です。
立冬を過ぎて急に寒くなりました。風邪にご留意下さい。