2005年 9月15日更新

につぽんの行方見つめる赤とんぼ

暑い長い夏もようやく終盤を迎えました。朝夕の風が秋の訪れを告げています。
今夏も世界規模で自然災害が多発しました。中でも米国のハリケーン「カトリーナ」は、被災面積が日本国土の1/2、(発生から半月後の14日現在)正確な被害状況が把握できない程の未曾有の災害となりました。軍事費の使い過ぎで対策が遅れ、貧困層に被害が集中したようです。 あちこちで地球環境悪化の影響が顕在化しています。
11日は総選挙。単独過半数達成で自民党圧勝という意外な結果となりました。郵政民営化に隠れて有耶無耶になってしまった争点。イメージ選挙の怖さを知らされました。投票率は67.5%。前回よりは上昇したものの有権者の約1/3が棄権。32.5%の人が投票していれば、結果は変わっていたかも。大切な権利と義務。現時点で私たちの意見を反映する唯一の方法でもあります。棄権は本当に勿体無い。一党独裁は弊害を拡大します。国政の行方をじっくり監視し、次回の選挙で判定を。
これほど消耗した夏は初めて。休養しながら体力の回復に努めます。
暑さの疲れが出てくる頃、呉々もご自愛下さい。


高知県で医学の仕事に従事している姪が、育てているミニバラ(四季咲き)と三友花(さんゆうか・キョウチクトウ科)の写真を送ってくれましたのでご紹介します。

ミニバラの写真をお送りします。今年になってベランダガーデニングに凝り始めまして、今7個の鉢植えと一緒に生活しています。思い通りにならないことが楽しくて。中でも「三友花」という、くちなしに似た白い花が初めての蕾を付けていて、とても楽しみにしています。咲いたらお見せしますね。
(2005.7.25 E-mail)



ミニバラ



三友花

大きな台風が高知の方に来るな、と思っていたら、そのままそちらにも行きそうです。どうぞくれぐれもお気をつけて。
やっと、やっとサンユウカの花が咲きましたので、写真を添付させていただきました。くちなしに似た上品な花で、中心の巻いている部分がもう少し開いて来る予定です。くちなしとジャスミンを足して2で割ったような香りがありますが、香り自体は強くなくて、近寄ると匂う程度です。夜になると少し強くなります。小ぶりですが、2ヶ月待ち続けた花なので、とても嬉しく眺めています。つたない写真ですが楽しんでいただければと思います。
(2005.9.5 E-mail) 

清楚な花。待ち焦がれていた気持ちが伝わってきました。植物を育てるには思い遣りだけでなく、忍耐も必要。仕事にも繋がります。
また、土に触れることで緊張感も解れ、気分転換にもなります。