城北公園散策時、昼顔を見つけました。昼顔は朝顔に似た小形の花で、昼開いて夕方には萎む一日花です。
開花時季が長く、10月頃まで楽しむことができます。淡いピンク色が可憐で、この花を見ると万葉集の中にあるこの歌を思い出します。
高円(たかまど)の 野邊(のべ)の容花(かほばな)
面影(おもかげ)に
見えつつ妹(いも)は
忘れかねつも ―大伴家持(おおとものやかもち)―
大伴坂上大嬢(おおとものさかのうえのおおおとめ)に贈った歌で、「高円の野辺の容花のようなあなたの面影が忘れられない」という意味。容花は燕子花・木槿・昼顔などにあたると言われていますが、昼顔説が最有力ということです。
梅雨の走りのような天候が続いています。花粉症がやっと終わりました。ベランダ菜園(パセリや青紫蘇程度)を再開し、シンビジウム・セロジネ・万年青などの株分けにも挑戦しました。土いじりは心身ともに洗われるよう。
5月はアルバイトが忙しく、疲れ気味で、腎臓内科・眼科・歯科などの通院が増えました。6月は振替で休暇をいただき、本の山を崩したいと思っています。 |