2017年 9月 1日更新

 

                                            稲穂(2017.8.29静岡市内にて撮影 )

目も耳も口も閉ざして秋暑かな

9月を迎えました。今夏、西日本は酷暑、関東・東北地方は日照不足。日本だけでなく世界各地を襲った豪雨災害と台風禍。線状降水帯や記録的短時間大雨情報、スーパーセルなどの気象用語が頻繁に報道されました。被災地の復興を願うと同時に自然相手の仕事に従事されている皆さんのご苦労を思います。
先日、緩和ケアについて説明を聞いてきました。当該病院は10年前に緩和病棟が廃止され、腫瘍内科医が兼任。透析患者の場合は透析(延命治療)を中断して一般病棟(個室)に入院し、緩和ケアを開始します。時期については患者の意思を尊重した上で主治医と緩和担当医が話し合って判断することになります。
この病院は先端医療(9月1日新PET棟開設)には力を入れていますが、終末医療には不熱心。経営上の方針もあるとは思いますが、利用者の視点に立って受診時の効率化や老朽化した施設の改善等を優先すべきという意見が増えています。地域の基幹病院としての役割を見直す必要があると思います。
7月18日に逝去された日野原重明聖路加国際病院名誉院長のことを思いました。「全人医療」を実体験。54年に民間病院として初めて人間ドックを開設。成人病を生活習慣病と言い換えるよう提案。患者参加型の医療を推進。94年には国内初の独立型ホスピスを設立。看護大学に博士課程を設置。命の授業など命の大切さや平和の尊さを伝える活動に積極的に取り組んだこと…等々多くの医療改革を達成されました。
現在、静岡市内には透析患者が介護を受けながら入院できる病院は一つしかありません。ケア付きマンションや介護施設などが開設されていますが、経済力のある人が対象。特養(特別養護老人ホーム)は待機者が多くて入居は狭き門。高齢化が進んでいます。戦後を支えてきた人たちが安心して老後を過ごすことができるシステム作りを。最期まで命に寄り添う医師や医療スタッフの育成を。
8月末に69歳に。60代最後の1年。ここまで来ることができたことに感謝。精一杯生きることで自然に任せるという意味が見えてくるような気がします。

初 秋 (牧之原市金丸さん)

含羞草(2017.8.10牧之原市金丸邸にて撮影)

おじぎそう
白花自生朝顔(2017.8.12牧之原市金丸邸にて撮影)

白花自生朝顔
藍の花(2017.8.16牧之原市金丸邸にて撮影)

藍の花
高三郎(2017.8.16牧之原市金丸邸にて撮影)

高三郎
ヘブンリーブルー(2017.8.17牧之原市金丸邸にて撮影)

ヘブンリーブル―
御前崎海岸夕景(2017.8.18御前崎海岸にて撮影)

御前崎海岸夕景
おじぎそうが開花しました。今夕のブログに載せます。
  (E-mail:2017.8.11)

可愛らしい花。種を頂いたのですが栽培失敗。野の花は地植えに限る。
この辺りの白花朝顔は生気に満ちていて葉っぱもこれ以上大きくなれないだろうと思うくらいに大きいです。おそらく先日抜いてしまったヒマワリ用に施した肥料が栄養源になっているものと思われます。
  (E-mail:2017.8.13)

野の花の生命力。

一日中雨だった昨日。藍が瑞々しく輝いていました。
  (E-mail:2017..8.17)

赤まんまや水引など、タデ科の花は秋の使者。

タカサブロウ開花です自分の名前をこの植物に与えることになった高三郎という方はどんな殿方だったのでしょうね? この草のイメージが重なるなら楚々とした小粋な青年というところでしょうか…。 
  (E-mail:2017.8.17)

何と我が家の青紫蘇の鉢に高三郎が開花。
昨日桜の枝下のヘブンリーブル ー 遂に開花近くに行ってみると何と 反対側に小さめの花2つも咲いていました。
  (E-mail:2017.8.18)

青の透明感。
御前崎悦朗海岸を訪れ、孫が工作に使う貝殻集めをしました。海面がキラキラしてとても綺麗でした。
  (E-mail:2017..8.19)

仏師の眠る御前崎の海。

仏師 金丸悦朗の挑戦」ブログ 是非ご覧下さい。

 いのち・エネルギーの表現として仏師が追求し続けた五百羅漢像をご紹介しています。
ミニ展示場の作品のご紹介も継続中。解説は懇切丁寧。野の花シリーズも好調(随時)。

 http://kanamaru.exblog.jp